源氏物語 明石

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今日は源氏物語の明石を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
田舎にひきこした源氏を、暴風雨と荒天が襲います。2011年の厳しい自然界と共通するところが多い物語だと思います。


住み慣れた町を去らざるを得なかった、という経験がある人には、この物語はとても訴えかけるものがあると思うんですが。紫式部は、たしかにこの気持ちが判る、という部分を壮大な物語に昇華していくのがすごいなあと思います。僕は語彙が不足しているので、すごいとしか書けないんですが。非常にこう、嘘を書いた話に思えないんですよ。


源氏物語はもちろん創作であってフィクションなんですが、実体験を伴わずにこれを書けるわけが無い。完全な嘘を面白おかしく伝える物語もありますが、これは事実をいかにフィクションの中に調和させてゆくかということが中心になった創作だと思います。実体験のほうが基礎になっている。


紫式部日記には、紫式部の実体験が詳細に書き記されているらしいので、この物語に興味を持った方は、ぜひこの日記や、あるいは源氏物語を紹介する本を読んでみてください。最終的には原文で源氏物語が読めると良いんですが、古典は難しいですね。






前回のあらすじ(wikipediaより)
 

朧月夜との仲が発覚し、追いつめられた光源氏は後見する東宮に累が及ばないよう、自ら須磨への退去を決意する。左大臣家を始めとする親しい人々や藤壺に暇乞いをし、東宮や女君たちには別れの文を送り、一人残してゆく紫の上には領地や財産をすべて託した。

須磨の侘び住まいで、源氏は都の人々と便りを交わしたり絵を描いたりしつつ、淋しい日々を送る。つれづれの物語に明石の君の噂を聞き、また都から頭中将がはるばる訪ねてきて、一時の再会を喜び合った。やがて三月上巳の日、海辺で祓えを執り行った矢先に恐ろしい嵐が須磨一帯を襲い、源氏一行は皆恐怖におののいた。




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登場人物表

[genjimonogatarilinkshuu]
 
 






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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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