田端日記 芥川龍之介

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今日は芥川龍之介の「田端日記」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ぼくは、インターネットとは異なるオフラインの日記を書いています。何のために日記を書いているのか自分でもよく判らないのですが、あとから思い出せない人名を思い出すのに、検索機能を使って探したり、1年前のある日は、いったい何をしていたのか調べるために日記の日付を検索したりします。今日のことで言えば、ここ最近洪水と大雨がはげしかった地域があったということを知って、それで自分は大雨の時どういう気分で文章を書いているのかと知りたくなって、そのワードで検索をしたりします。日記を記していると、自問自答することになります。今ここでこうしている私自身とはいったい何なのか、ということを自分なりに考えるための、良い道具だと思います。
 
 
日記と言っても、思想的なものや天候の記録といったものなど、多種多様にあります。ぼくが一番好きな日記は、ウィトゲンシュタインの哲学宗教日記です。
 
 
日記を書きはじめると、思考が変わったように思います。文章構造に似た、理路整然とした思考に近づいていった気がするんです。むかしはもっとデタラメなものを好んでいたのですが、日記を書くようになると、読みたい本や見たい映画が変化するんですよ。『書いてダイエット』という方法を使ってダイエットが出来るという話がありますよね。ただただ食べたものを書くだけで、食べすぎないで済むんです。あれは本当だと思います。むかしは出来が悪い暴力映画とかを好んで見ていたのですが、読書録をつけながらコンテンツに接するというクセをつけると、デタラメな作品を見ながら感想を書いている自分自身がバカバカしくなるんですよ。
 
 
あまり読んだことが無いのですが、文学者の日記はかなりたくさん残されています。作家のエッセーを読むと、書いて読む、読んで書く、ということを基本としているんだなと思いました。
 
 


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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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