ランボオ詩集7

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今日は中原中也が翻訳した『ランボオ詩集』のその7を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
えー、なにか密度の濃い時間を過ごしたあと、気を抜いた瞬間にぼくはよく情けない失敗をしてしまうことが多いのです。そういう奇妙な時間帯に、元々の自分へ帰るための方法として、有名な詩集を手にとって読むというのが良いのではないかと、最近思いました。
 
 
詩集を読んでいると、いったん別の人の気持ちを受けいれて、自分以外の人が捉えた感情を体感する状態になる、と思います。いったん自分が空っぽになる。そうするとたぶん、自分のもともと居た場所が見えやすくなるのだと思います。
 
 

    酷(きび)しい冬の北風は、戸口や窓に泣いてゐて、
    陰気な息吹を此の部屋の中までどんどん吹き込みます。
    彼等は感じてゐるのです、何かゞ不足してゐると……
    それは母親なのではないか、此のいたいけな子達にとつて、
    それは得意な眼眸(まなざし)ににこにこ微笑を湛へてる母親なのではないでせうか?
 
 
 


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(約15頁 / ロード時間約30秒)
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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