晶子詩篇全集1 與謝野晶子

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今日は與謝野晶子の「晶子詩篇全集」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回から10回くらいに分けて、「晶子詩篇全集」を一つ一つ掲載してゆこうと思います。僕は今回、この詩篇全集をはじめて読むのですが、素晴らしい詩集ですねこれは。家の天井裏に鼠が住んでいると。それがどうも福の神のように思われていると。日本のむかしばなしみたいですね。「感情的になるな」と言われがちな現代社会において、こういう素のままの気持ちに触れられる詩集は良いもんだ、と思うんですが、いかがでしょうか。
 
 
秋、露霜(つゆしも)にうたれてコスモスや雑草が哀れであると。自然な気持ちでコスモスに心を重ねている。気持ちが開いている、というのが感じられる詩集です。ぼくは文学を専門的に学ぶ機会が無かったので、今こうして生まれてはじめて晶子詩篇全集を読めるので、これは嬉しいなあと思うんですが。おそらくかつて読んだことがあってひさしぶりに読んでみても、やはり良いものは良いのではないかと思います。言葉づかいが美しい音楽のようにはずんでいるように思えます。与謝野晶子はこう記します。
 
 

    唯だ一事の知りたさに
    彼れを読み、其れを読み、
    われ知らず夜を更かし、
    取り散らす数数の書の
    座を繞(めぐ)る古き巻巻(まきまき)。
 
  
音として捉えても、すでに美しい詩篇です。
これは現代人でも「判る!」と思うんじゃ無いでしょうか。知りたいことがあってそれを知ろうとしていろいろしているんだけれども、それを探している時にすでに心おどっていると。すてきな詩篇です。





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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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