今日はフランツ・カフカの「罪・苦痛・希望・及び眞實の道についての考察」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
明かりの本ではカフカの「変身」と「城」を全文縦書きで読めますよ。
さいきん、いまひとつ調子が良くないんですが、今日はこのカフカのちょっとした随筆を読んでなるほどと思いました。自分の考え方の、どういうところが落とし穴になっているのかが明確化されている気がしました。カフカは性急であること、そのものを悪であると規定しているんですが、それにしてもかっこいい随筆です。カフカの短編や代表作は、とにかく考えられないようなことが丁寧に描き出されています。考えられないようなことを考えられるようにする、という作家カフカのその思考の要点が開示されているように思いました。
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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