今日は生田春月訳のゲーテ詩集(7)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
若紳士という詩が、これが好きになりました。ギリシャ神話のことを普通に語らいあっているようなそういう詩です。日本で言うと、古事記のスサノオのわがままっぷりとそれと男らしさについて、野球選手の話のようにふつうに話したりできる、という感じなんでしょうか。
遠くかすんでしまった神話のことを普通に話せるヨーロッパってすごいなと思います。むかし学生時代にゲーテを愛読している知人が居てですね、対人関係が温和で異性からよく好かれていたんですよ。なるほど、幼少からゲーテを愛読していれば、これは異性にモテるなと、いま気付きました。いまさら遅いかもしれないんですが。
パリスは森や洞窟で
ニムフと一緒に遊んでゐたが
一つ虐めてやらうとゼウスの神が
三人の女神をお送りになつた
今も昔も女を選ぶのに
これほど迷つた男といふものは
一人も外にありますまい
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/goetheanthologie07.html
(約5頁 / ロード時間約30秒)
モバイル対応テキスト版はこちら
明かりの本は新サイトに移行しました!
URLの登録変更をよろしくお願いいたします。
明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
・top page ・本屋map ・図書館link ★おすすめ本 ★書籍&グッズ購入
Similar Posts:
- None Found