今日は生田春月訳のゲーテ詩集(19)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
種蒔きに相当する創作と、収穫に相当する創作とに分けられるとしたら、ゲーテは収穫ということを掘り下げて詩にしているような気がするんですが、どうなんでしょうか。ゲーテは稔りや、稔りを期待する人のことをよく書いているんですよ。
ゲーテは苦痛の中で生きるには、憧れというか、恋を糧にするべきだ、という詩を記します。ハッと気がついたんですが、ゲーテが詩に記している恋というのはつまり、第三者の存在なんじゃないかと思えてきました。労働と自分とか、自分と自分の苦悩とか、そういう二つの大きな問題のあいだに、それと異なる三つめの存在が登場する。その存在感がみごとというか、豊かだというのがゲーテの詩の特徴だと思えます。
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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