

今日は寺田寅彦の「映画と生理」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
変な映画館が誕生したのをご存じでしょうか。冗談では無くてほんとうに、映画の衝突シーンなどで座席がガクガクと揺れ動くそうなんですよ。それから映画の主人公が海に飛びこんだら、座席に水がシャパーっとかかってくるそうなんですよ。ほんとですよ。この映画館で、いったい何が見たいかなあと思ったんですが、ぼくが思い浮かんだのは、「太陽がいっぱい」です。水と揺れが印象的ですし。あるいは「タイム・マシン 80万年後の世界へ」とかの映像がもうかんぜんに古くなってしまったものをこれで見れば、意外と楽しんで見られるんじゃないかと思います。いや、実際には最新のアクション映画じゃないと上映されないそうですが。
映画が見たいなあ、と思いながら本を探していたらこれを発見しました。映画はあたまを解きほぐして柔らかくする、と書いています。緊張状態が解消される。固定観念が取り払われる。たしかにそうだなあと思います。寺田寅彦は、駄作でも良いんだと言うんですが、ぼくは映画館で駄作を見るのだけは避けたいです。
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(約5頁 / ロード時間約30秒)
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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