明日をつくる力 宮本百合子

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今日は宮本百合子の「明日をつくる力」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
きのうの5月3日は憲法記念日だったので、今日は日本国憲法に関する随筆を紹介します。宮本百合子は戦時中から女性を中心とした人権の確立を目指していて、軍国主義に逆らって生きてきた方です。それで、1945年に戦争が終わって、翌年日本国憲法ができたんですが、強い権力批判を行ってきた宮本百合子も、平和憲法の完成と公布については(天皇制の問題以外の部分では)歓迎しています。それで、現実にこれが浸透してゆかなければならない、ということを書いています。現代政治の仕組み自体に、この憲法の9条11条や13条や25条というところを厳守されるようになるように努力してゆかなければ、という宮本百合子の主張を感じました。社会が大きく変わって、それでこれからどういうことが実現するのかということを想像して書いているんですよ。明日をつくる力、という言葉に魅力を感じました。
  
 
現代日本の憲法を政治家主導で改悪させてはいけないというのは非常に重要だと思うのですが、憲法を一箇所だけ根本的に改善すべき点があると言う指摘をしている知識人がいて、それは「日本国民」という言葉をもっとひろく「日本に住む人すべて」に適用されるように国際化するという部分なんですよ。たしかに日本国憲法の前文を読むとまったくその通りだなと思います。これらの問題は、憲法そのものの条文を改訂するのではなくて、憲法の解釈を豊かにしてゆくことによって実現できるんだと思われます。
 
 


 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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