

今日は吉川英治の「辞典のすすめ」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
半世紀前の本を、現代にちょっと翻案して読んでみるというのが趣味になっているんですけど、このわずか1ページの随筆が興味深かったです。20世紀は、知識や生活の根本的なところがどんどん改善していった時代なわけで、現代では当たり前すぎて疎かになりつつあるところを再認識できるのが、ちょっと古い本の魅力のうちの一つだと思いました。
現代に引きよせて考えてみれば、なにかの言葉が気になったら、スマートフォンかPCを使って、なんでもグーグルで『○○○○○○ wiki』とか『○○○○○○ 辞書』と記入して検索し、辞典を読むクセをつけてみると、知識が少しずつ深まってゆくような気がしました。
本文とまったく関係無いんですけど、最近wikipediaで調べてみて興味深かったのは『尹 東柱』の頁でした。……それから『色丹島』の頁がおもしろかったです。
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(約10頁 / ロード時間約30秒)
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appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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