智恵子抄(33) 高村光太郎

今日は高村光太郎の『智恵子抄』その33を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回は、智恵子への追悼を、詩に書きあらわしています。高村光太郎は、ごく普通の自然界の中に、智恵子の面影を見るのでした。
 
 
高村光太郎は智恵子を、生きているかのように、詩の内部に登場させます。言葉のもっとも最大の特徴は、事実と想像力を同等に扱えることで、そこでは、もう居ない人と今いる人とが同時に存在することが出来る。その価値が詩に昇華されているように思いました。生の時もそののちも、世界がつながっているのが、すごいです。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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獄中生活 堺利彦

今日は堺利彦の「獄中生活」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
どうもぼくは、文章のみが構築する芸術性、というのに疎くて、それよりもノンフィクションにちかい事実のほうに興味が行ってしまうんですけど、この堺利彦の牢獄体験記が、妙に面白かったです。wikipediaは、堺の略歴を、こう書いているんです。
 
 
  明治41年(1908年)の赤旗事件により2年の重禁固刑を受け、その入獄中に「大逆事件(幸徳事件)」が起こるが、獄中にいたため連座を免れて出獄。社会主義のいわゆる「冬の時代」は、売文社を設立して雑誌『へちまの花』、次いでその後継誌『新社会』の編集・発行をはじめとする事業をおこなって生活の糧とするとともに、全国の社会主義者との連絡を維持した。
 
 
この「獄中生活」は1911年3月に発表されたもので、100年前の牢屋のことを書いているんです。政治犯というか思想犯って、なんかこう、すこぶるかっこ良く見えてしまうのは、ぼくだけなんでしょうか。本文に、牢獄のことをこう書いていました。
 
 
  予の入れられたのは北監の第六監で、最初の日は懲役七八年の恐ろしい男どもと一しょに六七人である房にいた。甚だおちつかぬ一夜を明して二日目になれば、まず呼出されて教誨師の説諭をうけた。教誨師というのは本願寺の僧侶で「平民新聞というのはタシカ非戦論でしたかな、もちろん宗教家などの立場から見ても、主戦論などということはドダイあるべきはずはないのです。しかしまた、その時節というものがありますからな、そこにはまたいろいろな議論もありましょうが、ドウです時節ということも少しお考えなさっては」というのが予に対する教誨であった。なかなか如才のないことをおっしゃる。午後には無雑作にグルグルと頭を刈られた。これでまず一人前の囚人になった。

  天井は非常に高く、窓は外に向って一つ、廊下に向って一つ、いずれも手のとどかぬところにある。朝早くなど、その窓から僅かの光線の斜めに射し入るのが、何ともいわれぬほどうれしく感ぜられる。
 
 
100年前から、日本の監獄は清潔に完備されていたらしく、現代ではアメリカの高級な監獄が、自分たちの普段の住処よりもぜんぜんリッチで豪華らしいんですけど、かつての日本は世界一と言っても良いくらいの牢獄があったようです。じっさいに堺利彦は海外の監獄を見たわけではないので、どうも怪しい情報なんですけど。牢屋のメシが飲み下せないほど、異様に不味かったというのが、やはり1900年代初頭だという感じがします。この文章が印象に残りました。
 
 
  獄中ではただ無事(或は単調)に苦しむのであるから、手紙、面会、入浴、散髪、運動等、何でも少し変ったことがあれば非常に愉快に感ずる。
 
 
普通の映画では、逮捕されて物語が終わるわけなんですけど、それよりも、トルストイの「復活」のように、逮捕されるところから物語が始まる、という小説があったらぜひ読んでみたいなあと思いました。
 
 

 
 
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門(2) 夏目漱石

今日は夏目漱石の『門』その2を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
この物語の舞台は、崖の下の家なんです。崖の上じゃなくて、崖の下の宗助の物語です。本文にこう書いています。
 
 
  …………宗助のうちは横丁を突き当って、一番奥の左側で、すぐの崖下だから、多少陰気ではあるが、その代り通りからはもっとも隔っているだけに、まあ幾分か閑静だろうと云うので、細君と相談の上、とくにそこをえらんだのである。
 
 
第二章のドあたまの「そこに気のつかなかった宗助は」という書き出しで、あれっ? と思いました。そこにって、いったいどこのことなんだ? と、しばらく第一章の終わりを読み返していました。原文はこうなんです。
 
 
  そこに気のつかなかった宗助そうすけは、町のかどまで来て、切手と「敷島しきしま」を同じ店で買って、郵便だけはすぐ出したが、その足でまた同じ道を戻るのが何だか不足だったので、くわ煙草たばこけむを秋の日にゆらつかせながら、ぶらぶら歩いているうちに、どこか遠くへ行って、東京と云う所はこんな所だと云う印象をはっきり頭の中へ刻みつけて、そうしてそれを今日の日曜の土産みやげうちへ帰ってようと云う気になった。
  
 
これしかし、やっぱりわかりません。第一章の終盤で、宗助は、妻に急かされて、佐伯に手紙を書いて、郵便を出しに出かけていった。また第一章の終わりにも、唐突に指示代名詞がほうり込まれている文章があるんです。原文はこうです。
 
 
  「そりゃ兄さんも忙がしいには違なかろうけれども、僕もあれがきまらないと気がかりで落ちついて勉強もできないんだから」
 
 
ここに記された「あれ」というのが、じつはまったく前段に登場してきていない。それで、ああ、判ったぞと思いました。この「あれ」とか「そこに…………」からはじまる文体は、この小説の魅力の1つなんだろうなと思いました。
 
 
「門」という題名のこの本は、「それから」という作品が存在していることが前提になっている小説で、いわば「それからのそれから」を描いた物語なんです。直接こう、「それから」の後日談というわけじゃないんです。「それから」の主人公たちは、この「門」には一人も存在していません。けれども、物語としてはかなり繋がっている。どうつながっているかというと、パラレルに繋がっている。
 
 
この小説の文体は、ある前提とか暗黙の了解というのが本文の手前の余白のところに大きく存在していて、推理小説の犯人さがしや、トリックさがしみたいに、読者がその、「まだ記されていない謎」というのを掘り当ててゆくような、そういう書き方になっているようなんです。
 
 
写真で言うと、人々がみんな喜んでなにかをじーっと見ているのが写っているのだけれど、肝心の、人々が見ている先のモノがなんであるかは、その写真には映り込んでいない、というような作品に思えました。辞典は、或る人物の生の全体を俯瞰して表面的に記しているんですが、この小説は写真のようにある時間だけを切りとっている。それはごく普通のことなんですけど、その方法がきわ立っているのが、この「門」という小説だと思います。
 
 
作中で、トルストイの「復活」を描いた演劇の広告が、ほんのちょっとだけ出てきます。宗助は、都会の会社員らしく、平日はいそがしく働いている。休日になると、その自分がなんだか変に見えてくる……。あと、宗助の家の描写がなんか良かったです。「坊っちゃん」にでてきたきよというおばあさんがいたり、崖の上のお嬢さんがピアノを弾いていたりして、どうもすこぶる雰囲気が、良いんです。

 
 

 
 
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智恵子抄(32) 高村光太郎

今日は高村光太郎の『智恵子抄』その32を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
作中に記されている山巓さんてん」というのは、山の頂上のことだそうです。智恵子抄の代表的な作品です。智恵子との日々が、レモンを起点にして、あざやかに描きだされています。
 
 

 
 
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自作を語る 太宰治

今日は太宰治の「自作を語る」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは、ごく短い随筆です。小説に対して自序や、紹介文や、あとがきや、解説を書きたくない、というのが太宰治の考え方なんです。蛇足をしない、という太宰治がいざその、自著を語るとなると、むしろ他の作家よりも、具体的に書いてしまって、さらにその作者の内面まで描きだしてしまう、というのが、面白かったです。
 
 
太宰治はこう記します。
 
 
  私は、私の作品と共に生きている。私は、いつでも、言いたい事は、作品の中で言っている。他に言いたい事は無い。
  …………
 
 
後半の、親友との話が印象深かったです。
 
 

 
 
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門(1) 夏目漱石

今日は夏目漱石の『門』その1を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ぼくは、漱石の『それから』がすごく好きで、もうここ10年の読んだ本の中で、もっとも感心した小説なんですけど、その続編とも言えるような、漱石三部作の中の第三作『門』は、ちょっとどうも、むつかしい内容の小説のようです。
 
 
漱石の『それから』は、結婚に至らない男の物語で、いまの自分の状況に非常に近いもんですから、感情移入して読めたんですが、今度の小説は、結婚後の苦悶についての物語で、自分にはあまり縁がありそうに無い話なんです……。なので、自分のこととして読んでみることが出来なくって、おそらく現代に於いて古典文学を読む方は、余裕のある人生の方が多いと思うので、たぶん、自分の状況に照らしあわせて読めるんでしょうけど、ぼくはどう読んだら良いのか、知り合いの人生を読むというような雰囲気で、読むことになるなあ……。と思います。
 
 
この宗助という登場人物は、おそらく、漱石の分身としての主人公なんだろうなあ、と思います。夫婦で、ややこう、なにか気まずい人生を歩んでいる。結婚数年目の出来事を書いています。ただ、あまり国語に聡い男では無いようで、誰がモデルなのか、ちょっと判らないです。文字のゲシュタルト崩壊について、宗助はなんとなく話している。
 
 
前期漱石作品と比べると、なにかずいぶん、現代小説の書き方にそっくりになっていて、現代小説の方針は、漱石が決めちゃったんだな、と思いました。
 
 
御米というヒロインが、大恋愛のすえに結婚したあとの姿なわけですが、まだ女学生みたいな上品さがのこっている。宗助の親友というのがいて、こいつがまあ、漱石三部作の『三四郎』みたいに、残されてしまった男なんだと、思います。
 


 
 
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智恵子抄(31) 高村光太郎

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今回の「或る日の記」は、1938年8月の作品で、智恵子と別れる直前の詩です。それが風景を交えた静謐な心象描写で、厳しい事態が起きてから既に六年の月日が流れたことが、今回の詩で明記されています。また、盧溝橋事件のことも記しているそうで、調べてみると年代から言ってもたしかにそうみたいです。
 
 
やはり、これより数年前の詩は、智恵子は良くなるだろうという希望があったように思います。今回の詩から、いくつかさかのぼって、「あどけない話」あたりまで、もういちど読んでみました。記録文学のような意味もある詩集だと思います。
 
 

 
 
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