インチキ文学ボクメツ雑談 坂口安吾

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今日は坂口安吾の「インチキ文学ボクメツ雑談」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは……ずいぶん妙な題名がついた、数ページの随筆なんですけど、読み終えてみるとなんだか楽しい随筆でした。坂口安吾と言えば、過酷な時代に、いちばん自由に生きた文学者、というイメージがあってじっさいそういうふうに思える随筆が数多くあるんですけど、今回の随筆はそうでもない、けっこう不自由に「ムニャムニャ」やっているところが描かれています。今回の随筆の11カ月後に、安吾は堕落論を発表しています。
 

僕はただ自分を斬っているだけ、自分のインチキ文学を憎み呪い、悪戦苦闘、あげくの果の狂態、僕はダメです、男の子だから。そして僕はともかく作家だから。僕は自分を知っています。自分のことが全部です。
 
この前後の文章が、笑いを追及したエッセーになっていて、ちょっと北杜夫のどくとるマンボウに似ている文体で興味深かったです。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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