白痴(41) ドストエフスキー

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今日はフョードル・ドストエフスキーの「白痴」その41を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回は、将軍の「不幸な最後」の前半部分の事件が描かれています。将軍はムイシュキン公爵にとつぜんこう話しかけた。

大事なことをお話しいたしたいんで。つまりですね、ムイシュキン公爵、態度にまごころがこもって、感情の気高いことを信頼し得る人として、あなたに打ち明けようと思い立った(略)大事なお話を聞いていただくのに、いつがよろしい

将軍は、話しが重大なので、今すぐには伝えられないのだと言うんです。
 
 
それからレーベジェフは、身近に大金を盗んだ泥棒が居ると宣言して、いろんな人を犯人扱いしたわけですけど、けっきょくは自分の過失で金を落としただけだった。本文こうです。

フロックを掛けておいた椅子の下にあったのです。してみると、紙入れがポケットから床の上へ滑り落ちた…………
 
ただの単純なミスなのに、レーベジェフはまだ、ポケットに穴が空いたのは隠謀で犯人に金を盗まれたのだと言いはじめる始末なのでした。
 
 
将軍は何かとても重大なことを、主人公のムイシュキン公爵に告白しようとしている。次回に続きます。
 
 

 
 
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。白痴は第50回で完結します。縦書きブラウザの使い方はこちら
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(約30頁 / ロード時間約30秒)
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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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