わがひとに与ふる哀歌 伊東静雄

今日は伊東静雄の『わがひとに与ふる哀歌』という詩集を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。28編の詩からなる詩集です。
『すばる』 2011年 10月号に『わがひとに与ふる哀歌』の『鶯』を読み解いた随筆が掲載されています。

 

晴れた日に
曠野の歌
私は強ひられる――
氷れる谷間
新世界のキィノー
田舎道にて
真昼の休息
帰郷者
同反歌
冷めたい場所で
海水浴
わがひとに与ふる哀歌
静かなクセニエ
咏唱
四月の風
即興
秧鶏は飛ばずに全路を歩いて来る
咏唱
有明海の思ひ出
(読人不知)
かの微笑のひとを呼ばむ
病院の患者の歌
行つて お前のその憂愁の深さのほどに
河辺の歌
漂泊
寧ろ彼らが私のけふの日を歌ふ

(読人不知)



以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら
https://akarinohon.com/migration/wagahitoni_atauruaika.html (約40頁 / ロード時時間約30秒)

無地バージョンに差し替えました。(2011/11/28 追記)

https://akarinohon.com/migration/wagahitoni_atauru_aika.html (背景画バージョン)

 

 






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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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吾輩は猫である 第一章 夏目漱石



今日は夏目漱石の処女作『吾輩は猫である』の第一章だけを紹介してみたいと思います。当時、これがすっごく売れたんです。「おもしろい」という理由で。それで第一章だけ読んでみるとかえってその面白さがよく判るんじゃないかと思って、第一章だけを切り取ってみました。『吾輩は猫である』の第一章だけを読んでみてください。ほんの50枚程度の掌編です。これが当時の、そのとおりの読まれ方だったようです。




この小説はあまりにも人気が出すぎたので、この第一章のあと、蛇足に次ぐ蛇足で物語を付け足して、途中から小説そっちのけで漱石自身が文明批判をしはじめるような部分も多く、書いた張本人である漱石自身が、あれはちょっと全体として小説にならなかったな、と言っているような、奇妙な長編になるのです。ですから『吾輩は猫である』というのはかなり漱石マニアになるまでは、全文読まないほうが良いんじゃないかというような冗長さなんです。



これから漱石を読んでみようという人は、まずは夏目漱石の『坊っちゃん』から読むことをお薦めします。ちょっと長いですから、ブラウザで読むよりも本屋で『坊っちゃん』を買っちゃったほうが良いんじゃないでしょうか。『坊っちゃん』という小説は、吉本隆明さんの『夏目漱石を読む』(筑摩書房)によれば日本文学史上随一の悪童小説なんです。読んでみれば判りますが、とにかくケンカケンカに明け暮れて、変な妄想とやたらな正義感に突き動かされて、とんでもない悪さをする男の奮闘が描かれています。







https://akarinohon.com/migration/wagahaiwa_nekodearu1.html










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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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千の風 水月りら訳



今日は水月りらさんが翻訳した『千の風』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。これは「Do not stand at my grave and weep」という詩の翻訳です。『千の風』は一度は聞いたことがある詩だとおもいます。

読んでみると知っていた詩とは印象が異なる、と思うのではないでしょうか。
他の翻訳と内容はほとんど同じはずなのに、印象がかなり異なるんです。
不思議です。
英語が得意な方は、ちょっと、ためしに翻訳をしてみてください。


そんなにむつかしくない英語ですから、自分で翻訳するのも簡単です。
100歩、歩くくらいかんたんです。
でもなっとくのゆくものに翻訳するのは、
それこそ地球を一周してから100歩歩くくらいむつかしい。
かつて誰かが言ったことを、自分なりの言葉で伝えてみる、というのが翻訳なんだと気付かされました。
翻訳って興味深いです。





https://akarinohon.com/migration/sennokaze.html












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『春と修羅』 風景観察官 宮沢賢治

 『春と修羅』 宮沢賢治
報告
風景観察官
岩手山
高原
印象
高級の霧





以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら
https://akarinohon.com/migration/haruto_shura9.html (ページ数 約5頁 / ロード時間約30秒)

[harutoshura]







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トカトントン 太宰治



今日は太宰治の『トカトントン』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
『トカトントン』という小説はとにかく強い印象が残る物語です。このように読者を引き込む力が強い短編小説を書ける作家は数少ないんじゃないでしょうか。『トカトントン』というオノマトペがひとつの回路を形作っていて、その言葉がずいぶん長い間わたしたちの記憶に刻まれているように思います。内容が好きかどうかは意見が分かれるかと思いますが、太宰治作品の、引力の強さというものは誰もが目を見張るのではないでしょうか。












https://akarinohon.com/migration/tokatonton.html








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眠る森のお姫さま ペロー



今日はペローの『眠る森のお姫さま』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
童話です。子どもが読むための本です。
しかし、大人でもちょっと読んでみてください。




美術家はよく、子どもの絵に感心しています。わりと多くの美術家が「小学校低学年ぐらいの絵が良い」と言うんです。僕はよく神社や博物館に飾られている子どもの絵に出くわすことがあるんですが、やっぱり小学生123年生くらいまでの絵はクレヨンを熱心に動かしていて、色も形も自由奔放で、自分なりの工夫があって見ていて飽きないです。それがなぜか小学校6年生や中学生になってくると、とたんに情熱が消え去ってしまって画一化されたものを描いてしまう。自分なりの工夫というものが押し潰されてしまうようです。アニメ絵がカクカクに強張ってしまったような絵であったり、風景写真の解像度が落ちたような絵であったりして、もともと持っていたはずの美が消え去ってしまうんです。


誤解のないように述べるのなら「童心に帰ろう」ということを言いたいんじゃないんです。戦争や平和の詩を読んでいても、幼い子どもが書いた詩のほうが芸術や学問の本質を掴んでいる、と感じることがよくあるんです。ピカソやクレーは子どものような奔放さを大人になっても発揮できた希有な芸術家で、それは童心に帰ったなんて状態じゃないです。でも明らかに子どもの力を発揮している。




ピカソがどう魅力的なのかというと、たとえばゲルニカという絵を描く時に、その描きたいという対象について熱心であると言うことが一つ言えるのではないでしょうか。描きたい、というものそのものをものすごく熱心に見ている。子どもが熱心に泣いている、子どもがなにか自分なりに遊んでいる、というところと共通しているように思えます。ピカソは対象をあたかもはじめて見たものであるかのようにじっくりと見ている。だから他の人と異なる表現になってゆく。絵を描く時に対象を見ていて、それはいったいどういうことなんだということをしつこく追求している。対象へのまなざしが純粋で、惰性で描いていないんだと言えると思います。「描き終えた後にも、その世界を一生見つめてゆくのだ」という意識が大切なようです。多くの画家は、そういうものだけを選びとって描いています。ほんとうに描きたいものを熱心に描いて、ほんとうは描きたくない、というものは慎重に拒むというのが、純粋さを失わない方法論なんじゃないでしょうか。




多忙が原因で感覚が干涸らびてしまった大人は、子どもに学ぶしかないんじゃないかと思います。『眠る森のお姫さま』やそういった童話を熱心に聞いていた時間があるはずなんですよね、誰にでも。
「むかしの私」に学ぶ機会があっても良いんじゃないかと。




僕は、100年眠っていたお姫さまの童話を読んでいて、98歳になってから処女詩集を出した実在の詩人を思い浮かべました。その方は、97歳までは目に見えない詩人だった。98歳になってはじめて、世間からも詩人と呼ばれるようになった。そばにいた誰かは、この人が未来の詩人であることを見抜いていたはずです。






https://akarinohon.com/migration/nemurumorino_ohimesama.html (ページ数 約30枚)









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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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『春と修羅』 青い槍の葉 宮沢賢治



宮沢賢治 春と修羅


林と思想
霧とマツチ
芝生
青い槍の葉








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[harutoshura]






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