

今日は中原中也の「山羊の歌」その38を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
今回の詩でも、中也は詩の宛先を書いています。詩の献辞みたいなことをしています。相手は関口隆克(1904~1987)という方です。中也ととても親しかったらしいです。1928年(昭和3年)5月から約半年間ほど、中原中也は下高井戸で、関口隆克と自炊生活をしていたことがあるそうです。
ぼくの脳みそはどちらかといえばポンコツで、詩を暗記する能力に乏しいんですが、いちばん好きな詩くらいは、憶えてみたいと思うんです。記憶力が今ひとつだと逆に良いこともあって、近代文学を新鮮に読み直すことが出来るのは嬉しいんです。良いものを、くりかえし読めます。
この 「修羅街輓歌 序歌」 という詩を、せめて冒頭の5行くらいは、暗記してみたいと思いました。中原中也が「返つて来い!」と書くと、ものすごく印象に残ります。みごとな詩でした……。これが読みたかったんだと思いました。
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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