与謝野晶子詩歌集(13)

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今日は「与謝野晶子詩歌集」その13を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 

「唯一の問」という詩が気になって考えてしまいました。「民衆の中に在るのか」と与謝野晶子が問いをかけています。与謝野晶子といえば、民衆の行動と違うことをして、民衆の声と異なることを書いた文学者で、1000年ほど前に生きた紫式部に私淑していたわけですし、民衆の外に居るように思えます。このNHKのページを見ても、与謝野晶子は戦中の民衆が、言えないことを詩で表現したように思えます。
 
 
しかしそういえば、小説家や詩人は、時流に乗ることがもっとも重大だっていう話しをどこかで聞いたことがあります。だからカフカの小説をほんとに理解できるのは、カフカが生きた国の当時の民衆の生き方を知っていないと判らないところが多いのだとか、そういう話しを聞いたこともあります。民衆がどういう心情を持っているのかを判っていないといけない。この与謝野晶子の問いは、不思議なものだなあと思いました。問いそのものが詩なのか、と思いました。
 
 

 
 
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。

ゲーテは詩心についてこう記します。



わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか

どんなに悩み、どんなに生きたかは

ここなる花輪の花となる

さうして老境もまた青春も

徳も不徳も集めて見れば

また捨てがたい歌となる






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『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください


















 


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