今日はヘンリー・ヴァン・ダイクの「昔からの幸いの道」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これは翻訳の仕事を長らくやってこられた山田由香里さんが、つい先日、新しく日本語に翻訳したものです。明かりの本の原稿募集ページから投稿していただきました。
ヘンリー・ヴァン・ダイクは、牧師であり作家であった方なんです。この随筆では、二十世紀前半の読者に対して、人生の岐路での注意点と、信仰の勧めを記しています。ぼくはキリスト教を信仰したことはないのですが、無信仰のものであっても学ぶところがある、すてきな随筆だと思いました。ぼくはいろいろと選択を失敗してきたほうなので、ヴァンダイク氏が述べるところの悪い例に当てはまる箇所が多いのですが、これから重要な時には、よく考えることにして、古い人から学んでゆきたいと思います。困っているときには、長く読み継がれている古典から学ぶべきだと思うのですが、強引な宗教勧誘や新興宗教にはくれぐれもご用心ください。
聞く耳をもって、先人に学び、考える時間をつくりなさい、という箇所に納得しました。キリスト教と無縁な方も、ぜひ一度読んでみてください。
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https://akarinohon.com/migration/mukasikarano_saiwai.html
(約20頁 / ロード時間約30秒)
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明かりの本は新サイトに移行しました!
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appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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