林の底 宮沢賢治

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今日は宮沢賢治の「林の底」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
かつて鳥はみんな白かった、というウソを言いはじめるふくろうの話しなんですけど……宮沢賢治の物語にしては、ずいぶん落語っぽい短編なんです。けれどもやっぱり「銀河鉄道の夜」や、「どんぐりと山猫」という物語の気配が底のほうに隠れているように思います。「猫の事務所」の…………
 

四番書記は竃猫かまねこでした。
竃猫といふのは、これは生れ付きではありません。生れ付きは何猫でもいいのですが、夜かまどの中にはひつてねむる癖があるために、いつでもからだがすすできたなく、殊に鼻と耳にはまつくろにすみがついて、何だかたぬきのやうな猫のことをふのです。
 
という一文を思いだしました。「林の底」では、いろんな鳥の色彩と模様について論じられるんですが、動物はどうして、ああいうように美しいんだろう、という感覚を思いださせる物語でした。
 
 

 
 
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ゲーテは詩心についてこう記します。



わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか

どんなに悩み、どんなに生きたかは

ここなる花輪の花となる

さうして老境もまた青春も

徳も不徳も集めて見れば

また捨てがたい歌となる






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