

今日は柳田國男の「こども風土記」その17を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
「ほんやらどう」という言葉は、てっきり語感が良いから使われている、オノマトペとしての言語だと思っていたんですけど、調べてみると伝統行事の名で、雪洞っていう意味もあるそうなんです。
このwikipediaに掲載されている写真が、ホンヤラ洞の正体なんだそうです。うーむ。よけい意味が判らなくなりそうな、幻想的な写真なんですけど。
「ホンヤラドウ」とか「ワアホイ小屋」とかいう、ふしぎな言葉の語源も、どうやら子どもが関わっている可能性が高いと。くわしくは本文を読んでみてください。こどもが作った歌が、じつに不思議ですよ。本文こうです。
朝鳥ほほほ 夕鳥ほほほ
長者どのゝ垣内かくちは
鳥もないかくちだ
やいほいばたばた
長者どのゝ垣内かくちは
鳥もないかくちだ
やいほいばたばた
「やいほいばたばた」ですよ。大人には作れない言葉が、あるんだなあーと思いました。

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https://akarinohon.com/migration/kodomo_fudoki17.html
(約5頁 / ロード時間約30秒)
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明かりの本は新サイトに移行しました!
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明かりの本 新サイトURL
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appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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