ハイネ詩集(72)

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その72を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ハイネは良いことと悪いことを交互に縒り合わせるように描く詩がおおくて、この合わせ鏡のような詩の構成が、印象に残りました。 
 
 


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こども風土記 柳田國男(35)

今日は柳田國男の「こども風土記」その35を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
柳田國男は、だれも気にしてこなかったような、童歌の地域ごとの差異を比較し研究して今回、記しているんです。柳田のディティールにこだわる研究ぶりを読んでいると、まったく関係ないんですけど、微妙の妙という言葉を連想しました。
 
 
ところで「赤のまんま」というのは季語辞典にも載っていて、初秋の季語で「イヌタデの花」を意味していて、子どもがこれをままごとで「赤飯」にみたてて遊んだそうです。
 
 

 
 
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流浪の追憶 坂口安吾

今日は坂口安吾の「流浪の追憶」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
坂口安吾の書く文章は、ごく一般的な書き方で、とくに詩の技法や小説の技巧を使っていないんですけど……文章全体が詩的だ、という印象の随筆でした。この随筆には、安吾が事実とはまた異なる世界観に住んでいるためにそれが事実と齟齬を来すことがあることについて、書いていたりしました。
 

酔余すいよ素敵な女に会った。忘れかね山を降りて会いに行ったら印象とまるで違った女の様子に這々ほうほうの態で逃げ出したことがあった。
 
あと、キューブリックの映画『シャイニング』にそっくりな状況を記した箇所が迫力ありました。こういうのです。
 
…………この温泉は春ひらいて秋とざす。一冬八十円の報酬で留守番を置き残し一同下山するが、春に訪れてみると大概番人は…………
 
つづきは本文をご覧ください。大正から昭和初期の時代は謎めいているなあ、と思いました。
 
 
古里の幼なじみと逢ったあとの展開とオチがみごとなんです。坂口安吾は、ドストエフスキーをそういうように愛読していたのだというのを知って、驚きました。
 
 

 
 
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ハイネ詩集(71)

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その71を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ふつう詩というと、話者が変転して、異性が語ったり、仙人や赤子が語ったり、鳥が詩の言葉を告げたり、石や木が主人公になって語っていたりするんですけど、ハイネ詩集は、ハイネらしき男性が語っている場合が多いです。
 
 
「永遠に青いインドラの城」という詩の言葉が印象に残りました。ハイネが記す「一番美しい」ってどんな人なんだろう、と思いました。今回は、語り手が妖艶な気配で、言葉づかいも独特で、いつにもましてロマンチックな詩でした。
 
 


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こども風土記 柳田國男(34)

今日は柳田國男の「こども風土記」その34を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
「鬼の居ぬ間に洗濯」っていう言葉の意味について、柳田が書いているんです。鬼からにげるという遊びについてさまざまなバリエーションが描かれるんですけど、遊びって自分がやっていることや、親しい人がやっていることはとっても楽しいんですけど、それが離れていって知らない人の遊びとか、現代人とまったく異なる生活をしている人の遊びになってくると、内容が謎めいているように思えて、どこか怖い、気がしてくるんですよ。
 
 
自分の記憶の中にある子どもの遊びと、共通項が見出せない時に、「新鮮で興味深い」と感じるときと「よく判らないのでなにか怖い」と感じるときがあって、これっていったいなんなんだろうなと思いました。日本のホラー小説を読んでいると、地方のわらべ歌が登場することがあるんですけど、あれが怖い。
 
 
友だちがハッキングをして遊んでいるのをみたら面白い、って思うんですけど、誰も解析できていないような完全に出所不明なハッキングに遭遇したら誰でも怖いと思うんです。柳田國男は、不明なものがこういう分布であるよ、ということをこの本にくりかえし描いているように思います。
 
 

 
 
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性急な思想 石川啄木

今日は石川啄木の「性急な思想」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
石川啄木と言えば貧しさを描きだした歌人、という第一印象があったんですが、いろいろ読んでみるとまったく異なる側面も見えてきて、独特な思索に魅力を感じたりするんですけど、今回は近代文明への批判を記した随筆を読んでみました。
 
 
詩には、説教や思想は描かれないわけで、そこが透きとおっていて美しい詩の魅力だと思うんですが、詩人の評論や随筆を読むと、やっぱりいろんなことを深く考えて、いるのだなあと、詩の裏側がちょっと見えてきておもしろいです。やっぱり仮定法に詩人独特の、色濃い個性を感じます。
 
 
石川啄木が批判していることの逆の方向に、氏の詩歌があるんだろうなあ、と思いました。記されていない言葉が気になります。詩は性急な思想ではなく、遅い足どりを観察した結果のように思いました。たぶん石川啄木は、親友にこういうことを語った事があるんだろうなと、声で聞いてみたい随筆だと思いました。 
 
 


 
 
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こども風土記 柳田國男(33)

今日は柳田國男の「こども風土記」その33を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
柳田國男が描き出す、こどもたちのままごと遊びの考察がほんとに鮮やかで、これに魅了されました。自分としては、幼いころの遊びの記憶と、柳田が描き出すこども風土記とが、時代を超えて繋がっていると感じるわけなんですけれど……、それは柳田國男が普遍的な事態を抽出しているから、考察が古びないんだ、と思いました。
 
 
この記述が印象に残りました。
 

子どもは人形を相手にして遊び出すと、急におしゃべりになるか、そうでないまでも言葉の楽しみを味わう力ができてくる。大人がかたわらにいるうちは黙っているが、それでも独言ひとりごとや心の中の言葉が数を増して、感情のようやくこまやかになって行くのがよくわかる。
 
 

 
 
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北海道の震災で被害にあわれた方に謹んでお見舞い申し上げます。少額ですがYahoo!ネット募金に参加しました。
 
 




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