

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その82を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
花と真珠と星……。ハイネは今回この3つをシンプルに比較してみせるんです。2つを比較してみる、ということはほとんど無意識に誰もがやってみることだと思うんですけど、どうもそれだと文学的にならない。三者、現れたときにすごいと思う。漱石の描いた男女の三角関係や、ドストエフスキーの三つ巴の闘争。
後期になってから、ハイネの詩は洗練されてシンプルになったように思います。ハイネは、遠い世界を求める人で、じっさいに日本にまで詩が翻訳され、100年後にも詩集を読まれ、祖国ドイツからフランスに永住した作家で、こんかいなんだか、その遠く遠くというのが詩に現れていて不思議な詩でした。
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https://akarinohon.com/migration/heine82.html
(約3頁 / ロード時間約30秒)
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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