

今日は「与謝野晶子詩歌集」その34を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
牡丹のことを描いた歌がすてきでした。牡丹を見て「うつつなき身」や「そぞろ」ということを連想しているので、散りゆくさまを描いたのかなと思ったんですけど、牡丹のことを調べてみると、牡丹はポトッとまるごと落ちると言うよりも、はらはらと崩れてゆく。蝶の寝床としての牡丹ということは、まだ崩れたりしてはいないのかもしれない。やっぱり儚さを描いた歌なんだろうなと思いました。
「雲雀は揚がる、麦生から」……という詩が特別に美しかったです。
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(約10頁 / ロード時間約30秒)
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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