山羊の歌(22) 中原中也

今日は中原中也の「山羊の歌」その22を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
詩の基本は、感情を表現するにあたって、ちょくせつ言語を書くのではなく、モノを描きだすことで、モノ自体によって感情を語らしめるのである……という詩人の話を聞いたことがあるんですけど、中原中也は、そのモノとモノの配置がじつにみごとで、セザンヌの丸と四角の配置の美を彷彿とさせるような、みごとさがあるんだと思いました。今回は色彩の描写が鮮やかなんです……。
 
 
こんな絵画の如き文章を書けたことが無い、なあと思いました。
 
 
今回「天使」という言葉が使われているので調べてみたんですが、中原中也が翻訳したランボーの作品に天使という言葉が出て来るんです。中也はこの詩のことを連想しつつ、書いたのだろうかと思いました。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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日本の山と文学 坂口安吾

今日は坂口安吾の「日本の山と文学」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今日から、明かりの本ではサイズを大きく、文字を読みやすく、それから【しおり機能】にも改良を加えてみました。くわしくは、明かりの本の【使い方解説ページ】を読んでみてください。一般的なPCやノートパソコンから見やすいように調節したので、ぜひ本文をご覧になってみてください。iPadや最新タブレットからも読めますよ。装画のサイズも今回から1024×768の大きめの画像を用意することにしました。
 
 
ここしばらく1939年の本について読んできたんですけど、これでいったん終了としたいと思います。今回紹介したものの他にも、柳田国男や種田山頭火や宮本百合子の作品があったのですが、またいつか読んでみようと思っています。戦争が激化してゆく年代に、新聞記事は論理性を欠いた構成になってしまっていて、たとえばビルの屋上に爆弾を防ぐ防空頭巾みたいな屋根を取りつける計画だとか、戦後に読むと嘘偽りの多かったことが明らかになってしまったんですが……坂口安吾の文章は、当時の新聞社とはまるで異なっていて、普遍的なことを描きだしています。どうも坂口安吾は、前後100年以上の時間を念頭に置いて書いているように思いました。
 
 
安吾は山を中心にして、自然界と人の暮らしの関係性を描きだしているんです。太古と、近代と、現代とで都市の付近の自然界のようすが変化してきたわけですけど、現代から太古の世界をイメージするのに、安吾のこの自然界描写は、ちょうど現代と太古との中間部分のことを描きだしているわけで、なにか日本の歴史の広がりが見えるようで、すてきな随筆でした。
 
 

 
 
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夢十夜 夏目漱石(7)

今日は夏目漱石の「夢十夜」その7を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
夢十夜も残すところあと3回になりました。今回は、船の物語です。考えてみれば、森鴎外も正岡子規も夏目漱石も、船によく乗ってるんです。関係無いですけど、ぼくは小豆島に行く時は船に乗るんですけど、それ以外で船を使うことがほとんどないです。漱石の時代は、中国に行く時も、ヨーロッパへ行く時も、船旅です。
 
 
それで、こんかいの描写が、微に入り細を穿つとでもいうような船の描き方で、やはりプロの中のプロでも、空想の世界に踏み込むときには、実体験が強い影響を及ぼすんだなと思いました。
 
 
漱石はそれに加えて、イギリスを中心に西洋の文学を読みにゆく長大な旅をしているわけで、西洋文学に造詣が深い。この明治時代の大胆さが、現代に生きる自分たち読者にすこぶる迫力を持ってせまってくるんだろうな、と思いました。
 
 
漱石の夢十夜をよんでいて、なんだか妙に連想したのは、本文とほとんど関連性がないんですけど、ガンジーの「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」という言葉でした。漱石は、学問をすることが働いて家族を食わせることだったし、学問をすることが芸術を創る礎だったし、正岡子規も漱石も病をおして過酷な舟旅をした。死という言葉を今回漱石は多用しているんですけど、どうもふつうの使い方と違うんです。聖書にある「一粒の麦、地に落ちて死なずば、唯一つにて在らん、もし死なば、多くの果を結ぶべし」……に於ける死が、描きだされているんではあるまいか、と思いました。
 
 
 

 
 
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山羊の歌(21) 中原中也

今日は中原中也の「山羊の歌」その21を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは、ほかの詩とかなり印象が異なっていて、天上の美しさを描きだしているんです。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の前半部分の星祭りや、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』の冒頭の描写を、思い浮かべました。
 
 
前回も出ていたのですが、詩のなかに、喪失した椅子というイメージが現れるのです。中原中也の椅子、というのがこの詩集で2回だけ登場するわけなんですが、そのいずれも、椅子が無い……という描写なんです。
 
 
今回は、中原中也の想像力で描きだされた上天界の描写において、椅子のことが記されています。
 

 ……………
 小さな頭、長い裳裾すそ
 椅子は一つもないのです。
 下界は秋の夜といふに
 上天界のあかるさよ。
 
 
中原中也が「無い」というところを詩に描きだしているのが、なにか強い印象に残りました。
 
 

 
 
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アブセンス・オブ・マインド 西田幾多郎

今日は西田幾多郎の「アブセンス・オブ・マインド」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
アブセンス・オブ・マインドというのは、辞書によれば「ぼんやりしていること、放心状態、うわの空」とか「粗忽」とか「そそっかしい」という意味です。
 
 
さいきん、1939年を知りたいということで、この年に書かれた書物と新聞を読んでいるんです。wikipediaの記述に、日ソ国境紛争そしてノモンハン事件というのがあって、日本の軍が完全敗北した年なんですが、その事実は、戦後になるまで一般の人びとにはほとんどまったく伝わらなかったのではないかと思いました。wikipediaにはこう書いています。
  
 
  ノモンハン事件当時の日本陸軍の情報統制は厳しく、ノモンハン事件の情報についても管理されていた。憲兵隊が新聞などのマスコミ報道や、手紙・電報などの私書について検閲を実施し、それを毎月データー化して関東憲兵隊に報告し、関東憲兵隊はそれを取りまとめて『検閲月報』という極秘資料を作成していた。

  事件当時の新聞などの報道では、日本軍の苦戦や損害に対する記事は検閲される一方で戦果と武勇伝が強調され、新聞紙面上からは日本軍が苦戦している状況は微塵も感じられなかった。私書についても同様で、日本軍が苦戦していることが判る様な表現や、日本軍や兵器の問題点を指摘した記述は削除されていった。
 
 
それで、じっさいに当時の新聞を何日分か読んでみたんですけど、たしかにノモンハンの被害状況がほとんどまったく書かれていなかったです。僕が発見した記事は、1939年の12月中ごろに、ノモンハンで戦死した男の慰霊が行われた記事なんですけど、人数がまったく書いていないんです。死傷者は何千人も居るんですが、記事には「○○中佐一名以下の慰霊がとりおこなわれた」というようなたった10文字ほどに圧縮された文章しか、発見できなかったです。
 
 
憲法二十一条が戦後社会に存在しているのは、このノモンハンの戦争や日中戦における被害状況がほどんどまったく報道されなかったため、日中戦、日ソ戦、日米戦と、戦局が拡大の一途を辿りつづけたという事実が礎となって、条文が構築されたのだろうと思います。
 
   
戦中当時に必要だったのは失敗学だったと思うんですよ。どういう巨大な損失があったかが開示されたら良かった。関係無いんですけど、現代日本で成功している人びとの動向を見ていると、自分とここが違うなと思うのは、失敗が開示されているところなんですよ。ノモンハン時代の新聞みたいになっちゃダメなんだと思いつつ、自分も失敗を隠して生きてるし、だからダメなんだろうなとか思いながら当時の新聞を読んでいました。
 
 
日本国内ではこの当時、ドイツ人を中心に在日外国人が住んでいて、西田幾多郎は、知り合った外国人のことを、この随筆に記しています。短いエッセーなんですけど、漱石の「こころ」冒頭部分を思い起こさせるような文章で、なんというんでしょうか、なんだか西田幾多郎をもっと読んでみたいと感じる、短編です。
 
 

 
 
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夢十夜 夏目漱石(6)

今日は夏目漱石の「夢十夜」その6を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回は、写実的な描写なんです。実在の人物が登場し、まるで夢では無くて、現実の一場面のように風景を描きだしているんですが、いかんせん思考が完全に睡眠状態の野方図なそれで、なんだか現実っぽい世界の中で、思考だけが夢遊しているような、不可思議な話しになっています。
 
 
ゆめうつつで運慶の仁王像を眺めていると、こういう夢をじっさいに見るんでないかと……。すべて現実の状況下で、脳だけが夢を見ている状態ならこうなりそう、という描写が乙でした。
 
 
夢は確かに、こういう奇妙なことわりがあるんだと、普段まったく意識することの無い思考感覚が呼び覚まされたような読後感でした。ある箇所で強烈な既視感デジャビュがあるのに、未視感ジャメビュもまた生じている。オチで現実の思考のところへ着地してしまった感じがあって、やっぱり夢だったのかと思う。ガウディーのサグラダ・ファミリアは、作者がもう居なくて世界遺産にも登録されているのに、まだまだ制作の途中で、1882年3月19日から着工して144年間かけて創っていて、今日も石工が石を積み上げている。石を彫っている。
 
 
漱石が夢十夜を書いてたのが1908年(明治41年)あたりで、その頃にもじつは、ガウディーはサグラダ・ファミリアを創っている最中だった。
 
 

 
 
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山羊の歌(20) 中原中也

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神話的世界と、夕餉どきに家へともどる者の姿とが混じりあって、なんだか好きな詩なんです。
 
 
  摘み溜めしれんげの華を
  ……………………
  土のに叩きつけ
 
 
というのが印象に残ります。
中原中也の詩は、何回かよんで、3度目くらいになにかすんなり入ってくるように思います。
 
 
むつかしい言葉を調べてみました。
 
炊煙
 
 
カドリールというのを調べてみたのですが、おそらくアザゼルの援助者で、人間に武器を作ることを教えた堕天使ではないかと思います。あるいは、詩の中に登場する、女性の名前かもしれません。
 
 

 
 
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