山羊の歌(39) 中原中也

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今日は中原中也の「山羊の歌」その39を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回は、詩人の北原白秋におくる詩です。
北原白秋は「思ひ出」という詩集の中段で、こういう詩を書いています。
 
 
 青いソフトに

 青いソフトにふる雪は
 過ぎしその手か、ささやきか、
 酒か、薄荷はつかか、いつのまに
 消ゆる涙か、なつかしや。
 
 
これを受けて、「雪の宵」を書き記している。
 
 
「悔と悔とに身もそぞろ」という、ちょっと謎めいた文章を調べてみました。これは「悔いがあって、気持ちが落ちつかない」という、そのまんまの意味のようです。北原白秋の詩を引用しつつ、恋愛についてさっと描いている。最後の4行が洗練されていて良いんですよ……。魅入ってしまいました。
 
 

 
 
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。

ゲーテは詩心についてこう記します。



わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか

どんなに悩み、どんなに生きたかは

ここなる花輪の花となる

さうして老境もまた青春も

徳も不徳も集めて見れば

また捨てがたい歌となる






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