与謝野晶子詩歌集(8)

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今日は「与謝野晶子詩歌集」その8を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
祭事には、弓や刀というのが現れてくるんですけど、その時に、武器としての能力は消え去っていて、形そのものに意味が生じてくる……。それを祭事とは異なる文脈で、与謝野晶子が詩に記していて、美しかったです。ほかにも牡丹の詩がみごとでした。
 
 

牡丹ぼたんよ、
葉は地中海の桔梗色ききやういろ群青ぐんじやうとを盛り重ね、
花は印度いんどの太陽の赤光しやくくわうを…………
…………
 
 
むつかしい古語を調べてみました。

いみじ(いみじけれ)
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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