今日はダンテの「神曲 地獄篇」第九曲を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
1000人もの悪魔に囲まれたダンテと師の2人なんですがあの、作者のダンテは政変に巻きこまれて追放をされているんですよ。その時の恐怖というのが物語に反映されているんだろうと自分では思っているんですけど、どういう恐怖だったんでしょうか。ダンテは政治家だけではなくて騎兵隊の一員として戦の最前線に参加しているんですよ。それで教皇派に属していたダンテは、皇帝派との戦争に参加して、それには勝ったのですが、教皇派が内部分裂して二分され、そこで教皇への叛逆罪という汚名を着せられて故郷のフィレンツェを永久追放されたそうです。 ダンテはすごい方針を持って「一人一党」とか言ってるんです。自分が代表にならねば、という。
この第九曲では、復讐の地獄の女神というのが3人も登場します。蛇を巻き付かせたメドゥーサの姿です。それに対して、天の使いというのがやってきてダンテと師に助力します。ダンテはようやっと憂いの市に立ち入ります。
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/dante1_09.html
(約30頁 / ロード時間約30秒)
★シンプル表示の縦書きテキストはこちら 横書きはこちら
全巻通読はこちら
https://akarinohon.com/dante/
明かりの本は新サイトに移行しました!
URLの登録変更をよろしくお願いいたします。
明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください