今日は柳田國男の「こども風土記」その27を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
かつての子どもの世界には、行事と、仕事と、遊びの3つが混じりあった領域があって、柳田によれば「ままごと」でさえも、やはりかつては、遊び以外の意味あいがあったようです。正確には本文をご覧ください。今回は「精霊飯」について描いています。この文章が印象に残りました。
めいめいが喰べる前にまず辻々で無縁ぼとけを祭り、または少しずつ近所の家に配ってまわるという例も多い。私はまだそういう場所に行き合わせたことがないが、小さな女の子が年上の娘の子の指図を受けて、まじめに一生懸命に働いていた様子はほほえましいものであったろうと思う。
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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