与謝野晶子詩歌集(40)

今日は「与謝野晶子詩歌集」その40を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
「産室の夜明」という作品は、蚕と女性が和合したような不可思議な詩でした。
「さびしさに百二十里をそぞろ来ぬと云ふ人」という歌を読んで、論語の「ともり、遠方えんぽうよりたる。たのしからずや。」を連想しました。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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明かりの本更新日記1

ドストエフスキーの「白痴」を読みおえそうなところなので、次回から漱石の長編文学かなにかをさっそく読んでゆきたいと思うのですが、いったん長編作品の公開を20日間くらい休止して、今回から、明かりの本の更新についてちょっと書いていこうと思います。ただのつぶやきです。
 
 
 
 
明かりの本では、10年前には主流だったFLASHというプラグインを使って読書サイトを構築してきました。ご存じの方は多いと思うのですがこのFLASHがじつは、2020年には使用終了になって、今、明かりの本で公開している本の50%は読めなくなります。いちおう5年くらい前からこのことは認識していたので、2020年から先にも読めるような仕組みだけは作っておいたのです。なので2021年とかでも、とにかくいちおうは読書サイトとして更新は続けられる予定です。
 
 
予定としては今よりもぜんぜん読みやすく、美しく、手軽で使いやすいサイトにするつもりで、新しい読書ページを今まさに制作中なのです。
 




問題は今まで作っておいたFLASH版はもう使えなくなるということなのです。もし今、なにか明かりの本のFLASH版で長編小説を読んでいるのなら、今年中かあるいは2020年12月31日までに読み終えておくことをお勧めします。それ以降も「シンプル表示版」で読めるのですが、フラッシュ版はまったく表示が出来なくなります。
 
 
自分としては2020年までFLASHが使えるのなら、しばらく放置しておけば、いずれFLASHをHTML5に変換する、秀逸なツールが公開されるだろうから、それを合法に利用させてもらって移行しよう、と思っていました。ところが……次回に続きます。
 
 







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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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与謝野晶子詩歌集(39)

今日は「与謝野晶子詩歌集」その39を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
「いづこまで君は帰るとゆふべ野に」という歌が、とても幻想的な展開になっていてすてきでした。詩のほとんどは、鳥が語ったり老翁が語ったり赤ん坊が語ったり、死者が語ったりと、詩の話者が謎めいた他人であることが多いのですが、たまに作者がそのまま登場して作者の言葉として詩が記されていることがあります。今回のは100%与謝野晶子が晶子本人のことを語っています。というのも、詩の中に「晶子」という名が4回も登場するんです。不思議な詩で、今回、与謝野晶子はニーチェの『ツァラトゥストラはこう語った』を読んでいます。wikipediaの記事と同時に読んでみました。
 
 
「アウギユスト」という詩がそこはかとなく美しかったです。歴史的な詩人の詩の中にも、なんとなく描かれた作品と、真に迫るものとで、ずいぶん違いがあるのだなあと思いました。今回の詩篇はとてもお勧めなんです。
 
 

 
 
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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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喫茶店にて 萩原朔太郎

今日は萩原朔太郎の「喫茶店にて」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
普通に考えると、古い時代の方が過酷で、昔は余裕がなくって、水や食糧をめぐって近場の人々との厳しい対立があったはずだ、と思えるんですけど……萩原朔太郎はこれとかなり正反対のことを書くんです。どうしてそういうことを書くのだろうと、思ったんですけど、萩原は現実の過酷さよりも、心もちのほうを書いている。ちょっと思いだしたんですけど、働きアリってじつはみんながみんな働いてるわけじゃないそうです。ちゃんと食糧調達をやっていて機能して動いているアリはそんなには多くない。20%のアリは遊びほうけてるだけなんだそうです。言葉にも、事実をそのまま写生する機能だけじゃなくって、機能はしない言葉というのがあるように思えました。
 
 
心は、現実の行動から余ったところに位置しているわけで……萩原朔太郎の随筆は短いのにおもしろいなと、詩人って不思議なことを考えるもんだと思いました。
 

巴里の喫茶店で、街路にマロニエの葉の散るのを眺めながら、一杯の葡萄酒で半日も暮してゐるなんてことは、話に聞くだけでも贅沢至極のことである。
 
そういえば3年働いてから会社を辞めて1年間ずっとパリのルーブル美術館に入りびたって、それからまた3年働いたあとにパリに行く、という人が居たのを思いだしました。


 
 
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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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白痴(47) ドストエフスキー

今日はフョードル・ドストエフスキーの「白痴」その47を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
白痴はあと3回の第50回で完結します。ここから先は完全にネタバレですので、未読の方はこちらから本文のみをお読みください。

 
今回、作中に出てくるゴシップ記事にムイシュキン公爵のことがデタラメに書かれている中で「ムイシュキン公爵は虚無主義である」という大ウソが書かれているんです。むしろ公爵は虚無主義の正反対ですよ。ドストエフスキーは虚無主義というのは否定的に考えていたかもしれない、と思いました。散々な事件から2週間たって、どうもナスターシャとムイシュキン公爵は結婚をするようである。本文こうです。
 

この二週間のあいだ、公爵が幾日も幾晩も、ナスターシャ・フィリッポヴナといっしょに時を過ごした
 
ナスターシャは、いろんなところが破綻しているので幸福にはならないのではないか……と思っていたんですが、どうもこの2週間は、彼女がもっとも望んでいた日々を送れたようです。作中にはこう書いていますよ。

彼女がよく公爵を散歩へ誘ったり、音楽を聞きに連れ出したりしたこと、また公爵は毎日彼女といっしょになって、あっちこっちを幌馬車で乗りまわして、たった一時間でも彼女の姿が見えないとなると、公爵はもうすぐに心配を始めるということ(したがって、すべての様子から推察して、公爵が彼女を心の底から愛していたことがわかる)

ただ、公爵は、同時にアグラーヤにも逢いに出かけていて、親から面会を拒絶され続けている。完了した人間関係、ということをどうも認識できないようです。アグラーヤと結婚したがっていたガーニャはもう、物語から外れてしまっているようで、アグラーヤと上手く話し合いが出来ないままで、もうこれ以上は出てこないのかなと思いました。あの心やさしいコーリャでさえ、公爵の2人の女性に対する態度について、不信感をつのらせている。さまざまな登場人物が、公爵と付きあうことを辞めて行っている。
 
 
公爵とはどういう人なのかというと、作中では「生まれつきの無経験と、ひとかたならぬ純情と、適度という感情の極端な欠乏」からさまざまな事件を引きおこした男、ということになっています。公爵とやや対立した立場の脇役を登場させて、主人公は一体どういう人間なのかを考察してゆく。とくに物語の始まりのところも再び読み解いてゆく。こんなふうに人物像と物語を掘り下げてゆくんだなあと、驚きながら読みすすめていました。主人公がスイスからペテルブルグにやって来た、この小説のいちばんはじめのところを別の視点から読み解いているんです。本文こうです。
 
ちょうど、到着の日に、あなたはさっそく悲しい胸をおどらすような話——はずかしめられた婦人の話を聞かされたのです。相手はあなたという童貞の騎士ナイト、話題は女のこと。その日のうちにあなたはその婦人に会って、その美貌に心を奪われました——幻想的な悪魔的な美に心を奪われました

ここから先の考察が面白かったです。ストーリーのおさらいと新たな眼差しの提示を同時に行って、最後の物語がどう展開しているのかを骨太に見せてゆくのが凄いもんだなあと思いました。

ねえ、公爵、問題はあなたの感情に真実があったか、真理があったかということです。それは単に、あなたの頭の中だけの歓びではなかったか、ということです。

ナスターシャのことについても、いかにも大衆の代表のような態度の脇役が、読み解いてゆきます。

はたしてあの女の行為が、あのお話にならない悪魔のように傲慢な態度や、あのずうずうしい、あの飽くことを知らないエゴイズムを弁護し得るでしょうか?(略)
単なる同情のために、あの女の満足のために、いま一方の高潔な令嬢を汚してもいいものでしょうか?(略)
真底から愛している令嬢を、競争者の前であんなにまではずかしめたうえに、恋がたきの見ているところでその女に鞍がえするなんて、いったい、できることでしょうか?
 
公爵はこういう批評を受けて、自分が悪かったのだと正直に認めるのでした。これで批判者エヴゲニイは憤激する。謝っておきながら改めずに強情なままだと怒るんです。世間的にいえば、公爵は2人の女性を誘惑したふとどきものということになる。それで真相はと言うと……じつは公爵はずっと、はじめから、あの美女ナスターシャの表情から……完全なる狂気というのを読み取っていて、彼女の表情と心を恐ろしいものだと思っていた。そうであるにもかかわらず、ナスターシャと結婚をすると約束をした。どうしてかというと、暴漢ロゴージンとナスターシャが結婚したらきわめて悲惨なことが起きることが明白だったからです。だからムイシュキン公爵はキリストの生き方のように、ナスターシャの抱える苦を受け止めていった。狂っている女を忌み嫌うのでは無く、彼は「僕は心の底からあの人を愛しています! だって、あれは……まるで子供ですものね。今は子供ですよ。まるで子供です!」というのです。
 
 
公爵は自分の周囲の状況ということについては、まったく頭が働かない。2人を同時に愛するのは不可能で、1人しか愛しようが無い、ということにまったく思い至らないんですよ。ここがやっぱり、育ち方を誤ったというか、そういう経験がまったくないから、分からないようなんです。
 
そうだ、僕が悪かったです!すべて僕が悪い、というのがいちばん確かです。はたして何が悪かったのか、それはまだわかりません
 
同時に2人の婚約者を愛するというのは不可能だ……という、これ以外の理由ってあるのでしょうか。
 
 

 
 
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与謝野晶子詩歌集(38)

今日は「与謝野晶子詩歌集」その38を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
「みだれ髪」という歌集のなかに「乱れ髪」という言葉がはいっている歌が登場しました。これが……与謝野晶子がもっとも使いたかった言葉なわけで、タイトルに使われている。


琴のというのは音階というか、音の高低を調節するための駒のことで、こういうのです。音色を鳴らす状態にはなっていない琴に、恋でそぞろになっている私(与謝野晶子)の乱れた髪が触れて、奇妙な音を奏でた。歌集「みだれ髪」のなかで、これだと思った歌……なんだと思います。
 
 
それから「光に似た煙だ」という言葉が印象的な……謎めいた詩に魅了されました。

三月みつきおかぬ琴に音たてぬふれしそぞろの宵の乱れ髪


 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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草野心平詩集 解説 中原中也

今日は中原中也の「草野心平詩集 解説」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。(原題は草野心平詩集『母岩』です)
 
 
今回は、草野心平の詩集は読めない……のですけど、中原中也が草野心平の詩について語っている文章を読んでみました。(草野心平の本はこちらで買えます
 
 
中原中也のごく短い随筆としても読めるんですけど、草野心平氏が不摂生な生活をしているので、早世してしまわないか心配している。自分の心配をしたほうが良いのに、他人の心配をしている。なんだかすてきな序文でした。ちょっと事実を調べてみると、草野心平氏は1903年の明治生まれで(当時の平均寿命は44歳なのですが)85歳まで生きています。
 
 

 
 
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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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