

今日は中原中也の「山羊の歌」その23を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
今回の「少年時」という詩を読んでいて、ランボーと中原中也は、夏の描写が印象深いんだなと、思いました。
詩の語法のおもしろさが、今回の詩の「私」の記し方に如実に表れているなと思いました。一般的文章ならば、一つの文章に主語は一つだけで良いんですけど、詩の場合は幾度も、同じ文字を刻みつける。同じ言葉を繰り返してしまうことは、ふつうはかっこ悪い文章とか、校正しなかった文章ということになってしまうんですけど、詩の場合はいくつ繰り返したかが、歌のように重要になる。中原中也の書く「私」という言葉が印象に残りました。
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(約1頁 / ロード時間約30秒)
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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