夢十夜 夏目漱石(9)

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今日は夏目漱石の「夢十夜」その9を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
この夢十夜は、漱石の10個の文体を楽しめる、観察しがいのある小説だと思うんです。今回の第9夜は、どこかむつかしい内容で、ちょうどほんとに、賢い人がきのう見た夢のはなしをしているのを聞いているような雰囲気の文体で、気を抜いて話を読んでいると、意味が判らずに、そのつど「えっ、それってどういう状況?」「それはどんな意味?」という感じで、文章を読み返さないといけないような、なんというか「倫敦塔」とかに文体が似てる気もします。
 
 
なんなんでしょうか、人間が妖怪を描いたハナシはよくあるわけですけど、妖怪が人間を描いたら、この漱石の第9夜みたいになるんじゃないか、と思いました。
 
  

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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