夢十夜 夏目漱石(9)

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今日は夏目漱石の「夢十夜」その9を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
この夢十夜は、漱石の10個の文体を楽しめる、観察しがいのある小説だと思うんです。今回の第9夜は、どこかむつかしい内容で、ちょうどほんとに、賢い人がきのう見た夢のはなしをしているのを聞いているような雰囲気の文体で、気を抜いて話を読んでいると、意味が判らずに、そのつど「えっ、それってどういう状況?」「それはどんな意味?」という感じで、文章を読み返さないといけないような、なんというか「倫敦塔」とかに文体が似てる気もします。
 
 
なんなんでしょうか、人間が妖怪を描いたハナシはよくあるわけですけど、妖怪が人間を描いたら、この漱石の第9夜みたいになるんじゃないか、と思いました。
 
  

 
 
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。

ゲーテは詩心についてこう記します。



わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか

どんなに悩み、どんなに生きたかは

ここなる花輪の花となる

さうして老境もまた青春も

徳も不徳も集めて見れば

また捨てがたい歌となる






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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
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