今日は八木重吉の「貧しき信徒」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
今回の「涙」という詩を読んでいて、これはじつに独特なものだと思いました。現代詩ではほとんどまったく表現されない、JPOP音楽の歌詞よりもさらに単純な詩があって、現代書店で並ぶような詩集で、このようにシンプルなものは他にはないんじゃないだろうかと思いました。
それから、「お銭」と書いて「おあし」と読むのかと、知らないことを今日もまたひとつ知ったなと思いました。このまえ、ユダヤ教の教えにかんする文章を読んでいて、ユダヤ教では「空っぽの財布というのは、不幸の元凶になるから気をつけなさい」と言うような訓告があって、このまえたしかにそうだと思って納得をしていたんです。図書館をしょっちゅう利用しつつ、このように金の生じないサイトを作ってる自分としては気まずい話なんですが。
「水や草は……」という詩と、自然界を捉えた詩はほんとに、これを読みたかったんだ! と唸りました。
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/mazushiki_shinto11.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
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明かりの本は新サイトに移行しました!
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明かりの本 新サイトURL
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appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください