今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その8を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
中原中也や、宮沢賢治の詩集を読んでいるときに、夢見心地な世界観はほとんど現れてこないんですけど、ハイネの詩にはたしかにそういう気配があるんです。ハイネは恋のことをくりかえし描いていて、明らかに親しみやすさというか、隙の多さというのか、印象の強さがあるなあ、と思いました。
万葉集や詩は、随筆や評論と比べて、考え方というのがそんなに表に出てこないように思うんですけど、ハイネはそこも見えるように書いていると思うんです。
女と犬、愛と憎しみ、という言葉が印象に残りました。
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(約50頁 / ロード時間約30秒)
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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