藤とフジ 牧野富太郎

今日は牧野富太郎の「藤とフジ」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
牧野富太郎は、植物の来歴をとことん調べた植物学者で、また植物については、カタカナ表記が良いだろうと提言しているんです。それで、日本にはノダフジとヤマフジという2種類のフジがあって、いずれも日本固有の植物なんだそうです。だから日本文学には、藤を描いたものが多いんだなあー、源氏物語も藤という言葉がよくでてきたなあと思いました。
 
 
wikipediaにも「ヤマフジ」や「ノフジ」の命名をしたのは、牧野富太郎である、と書いていました。
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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カナメゾツネ 牧野富太郎

今日は牧野富太郎の「カナメゾツネ」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
カナメゾツネというのはアミガサタケのことです。
 
 
wikipediaによれば、アミガサタケは調理して食えばいちおう食えるが、基本的に毒素があるので食わないほうが良いキノコのようです。むかしは、食えるか食えないか微妙なところの食材というのがいろいろあったようです。と言ってもですね、現代でも、ハーブティーの葉にじつはかなり危険な天然の毒がはいった植物が混入していたりしたことが新聞記事になっていたりするわけで、なかなか植物や食材というのは一筋縄ではいかないむつかしい存在のようです。
 
 
そういえば、最近のぼくの主食は、米とか小麦とか、豆腐とかモヤシとかエリンギとか、ほとんどは工業化された安定的な食材ばかりで、天然の食材はそんなには食べないなと思いました。モヤシだってエリンギだって、外殻は工場で作られているわけですけど、その内部は水や植物細胞やといった天然自然のモノを食べているのには変わりがないわけですが。関係無いんですけど、沖縄とかでよく食べられている豚肉って、長寿に有効らしくて、体に良いみたいです。
 
 

 
 
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ワルナスビ 牧野富太郎

今日は牧野富太郎の「ワルナスビ」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
植物にも良いのと悪いのがあって……人間から見てどう考えても役に立たない植物に「ワル」と名づけたんだと思うんですけど、調べてみるとたしかに、すこぶる攻撃的な植物なんです。
 
 
まず黄色いミニトマトみたいなこのワルナスビの果実に、毒がある。茎に棘がある。それから、茎を5つくらいに引きちぎると、引きちぎられたところからドンドコ増えるんだそうです。すごい。しかも見た目も悪く、いくら引き抜いて駆除しても、この悪の根が土中に残ってしまって、このワルナスが甦っちゃうそうなんです。なんだかモンスターみたいな植物です。いっぺん育ててみたい気がしないではないです。悪の栄えたためしなし、という慣用句も、このワルナスビには通用しないようです。

 
 

 
 
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寒桜の話 牧野富太郎

今日は牧野富太郎の「寒桜の話」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今年はもう、桜の季節はほとんど終わりつつあるんですが、東北や北海道あたりはこれから見ごろのようです。それから2月くらいに見ごろを迎える寒桜の詳細については、コトバンクに詳しく記されていました。
 
 
植物学者の牧野富太郎が、まだ寒い季節に咲く寒桜のことを随筆に書いています。昔は養分や水やりに難があったのか、寒さに弱い寒桜は、東京ではめったに存在していなかったようです。上野にだけは、この寒桜がほんの数本だけ残っていて、咲いているということを牧野富太郎は書くんですが、じゃあ現代ではどうなんだろう? と思って調べてみると、現代ではさまざまな寒害対策がなされているようで、上野公園にも寒桜が満開になるようなんです。しかも1月末が見ごろみたいです。やっぱり時代が進むと、人間と一緒に居る植物も生きやすくなるもんだと思いました。
 
 
牧野富太郎は、大震災の前の上野公園のことを良く覚えていて、それどころか江戸時代や明治維新時代にも、昭和や戦後にも生きていた人で、漱石よりも早く産まれたのに1957年まで長生きしていて、漱石がもし長生きしていたら、戦後の日本を見ていたのかと思うと、牧野はいったいどれだけ長い時間を過ごしたんだと思いました。
 
 
牧野富太郎はじつは、上野公園の植樹をプロデュースした張本人で、上野公園が好きな人にはじつに興味深い随筆だなと思いました。それどころか、観光地に桜の咲き乱れるのは、どうも牧野富太郎の発案なのではなかろうかと思いました。調べてみると桜並木とお花見の元祖はじつは、江戸時代の将軍が作ったものらしいんです。江戸時代の趣味が現代にも生きているんだなあと思いました。
 
 

 
 
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イチョウの精虫 牧野富太郎

今日は牧野富太郎の「イチョウの精虫」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
生物とか植物のことを、自分は知っているようでちっとも知らないんだなあと思うんですが、この植物エッセーにビックリしました。
 
 
精虫というのは、精子のことです。イチョウは精子で繁殖すると。魚とかが精子を出すように、イチョウも精子を出していたと……。正確には花粉の袋の中に精子が入っていて、こいつが受粉すると卵子めがけて液体の海を泳ぐわけですが、イチョウのギンナンってすっごく動物クサい匂いがするわけで、あれは動物に似た構造をしているから、なんだなあーと。でたらめな感想を抱きました。
 
 
「木も精子があるんです!」とはじめに言った学者さんは、「それでも地球は動いている」と言ったガリレオ・ガリレイみたいに左遷されちゃったそうなんです……。

 
本文に当然のようにこう書いているんです。
 
 
   イチョウは雌雄別株の植物で雄木と雌木とがある。
 
 
植物と言えば、おしべとめしべがあって、いわゆる一般的な花の両性花というのが普通だと思うんです。植物は根を張っているので動けないわけで、両性具有じゃないと都合がわるいんだろうと思ってました。
 
 
が、調べてみるとwikipediaに「イチョウ、ソテツ、ヤマモモ、ヤナギなどは、株によって雄花か雌花かのどちらかしかつけないので、完全に雌雄異株である。」と書いていました。男木とか女木みたいなもんがあったんですねえ……。
 
 
最後の一文が、なんだか歴史を感じさせて、それにしても不思議な話だなあと思いました。
 
 

 
 
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毒麦 牧野富太郎

今日は牧野富太郎の「毒麦」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これからしばらくのあいだ、植物の随筆をいくつか読んでゆこうと思います。できれば、文学と植物にどういう繋がりがあるのか、調べてゆければなあと思っています。今回の「毒麦」、これは牧野富太郎の「植物一日一題」の中の一つの随筆です。
 
 
さいきん、植物写真に見とれるだけでなしに、植物がどういうように活動しているのか、ちょっと興味がわいてきたんですけど、「毒麦」って言われるもんが、あるらしいんです。毒キノコなら良く聞くんですけど、イネ科で毒があるとはちょっとおどろきです。
 
 
稲とか麦というと、人間の味方で、人間に糧を与える中心的存在だと思うんですけど、どうも毒麦っていうのがあると。調べてみると、なんと聖書にもこの「毒麦」に対する警告が書き記されているらしいんです。マタイによる福音書13章の24節から30節に、「毒麦のたとえ」というものがあるんです。ここから読めますよ。麦の畑に、悪魔の使いが撒いた毒麦が混じり込んでしまった。しもべたちは、この毒麦を取り除きたいと言うのですが、主人は、収穫するときに分別すれば良いのであって、それまでは毒麦に関しては静観しておけと、誤って本物の麦を台無しにしたりしてはいけないぞ、と述べます。マタイ伝の該当部分を以下に引用してみます。
 
 
  ……
  天国は、良い種を自分の畑にまいておいた人のようなものである。人々が眠っている間に敵がきて、麦の中に毒麦をまいて立ち去った。芽がはえ出て実を結ぶと、同時に毒麦もあらわれてきた。僕たちがきて、家の主人に言った、『ご主人様、畑におまきになったのは、良い種ではありませんでしたか。どうして毒麦がはえてきたのですか』。主人は言った、『それは敵のしわざだ』。すると僕たちが言った『では行って、それを抜き集めましょうか』。彼は言った、『いや、毒麦を集めようとして、麦も一緒に抜くかも知れない。収穫まで、両方とも育つままにしておけ。収穫の時になったら、刈る者に、まず毒麦を集めて束にして焼き、麦の方は集めて倉に入れてくれ、と言いつけよう』。
 
 
牧野富太郎は、植物学者として、この毒麦が日本でどの程度繁殖しているのかを調べ、たいていの小麦の中毒は、カビや湿気などが原因であったり、またまれにこの毒麦という雑草が入りこんで、毒が含まれているのだと、記しています。小麦に、天然の毒が混入するなんてことは現代ではほとんど0%だと思うんですが、くわしくはwikipediaのドクムギをごらんください。
 
 
毒性の強いのが、どうも日本でもたまに生えていると。植物もしらべてゆくと、忍者武芸帖みたいに群雄割拠で、隠れ蓑の術で、小麦みたいな生え方をする毒草が生き残り続けたり、しているんだなと、思いました。
 
 
ぼくの活動はマネをする技法が多いもんで、どうも「擬態」という生き方に妙に関心を持ってしまうんですよ。それで、wikipediaに記された『作物への擬態をする雑草』というページを読んで、すこぶる衝撃をうけました。こう書いています。
 
 
  作物への擬態
  田畑など耕地に発生するものでは、作物に擬態するものがある。タイヌビエは、水田でイネの間に生え、イネによく似た株の形を示し、イネと同じくらいの背の高さで、同じ頃に結実し、小さな種子を稲刈りの前に散布して、駆除の目を潜りぬけ、水田の管理に沿って世代を繰り返す。苗のころには、タイヌビエはイネと見分けるのが難しいが、イネにはある葉の付け根の薄い膜がないので、熟練した農民は識別する。イヌビエの仲間ではヒメタイヌビエがイネに擬態するが、タイヌビエほど顕著ではない。また、ライムギやエンバクのように、擬態を推し進めているうちに、本物の穀物になったものもいる。こういった栽培化された雑草は、劣悪な環境の田畑で生息しているうちに、環境に適応できなくなって絶えた本来の作物に取って代わり、有用性に気付いた人間によって利用されるようになったと考えられている。
 
 
もともとは雑草だったのが、生き残るためにマネをしまくっているうちに、ちゃんとした農作物にまで昇格したヤツまで居るそうです。ライムギエンバクです。植物すげえなと思いました。
 
 

 
 
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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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若き日の思い出 牧野富太郎

今日は牧野富太郎の「若き日の思い出」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
牧野富太郎は植物学者です。これは、ごく短い随筆なんですけど、びっくりするようなことを書いています。19歳でふる里の佐川町(高知県)から、雨の石鎚山の山頂まで登って、帰ってきたという。調べてみると普通に踏破できるような距離や標高じゃ無いですよ。往復200キロ以上歩いて石鎚山のふもとに辿りついて、それから雨の中を山頂まで登ったんだそうです。装備もでたらめで、レインコートが無いどころか傘も持たずに、地図もなく、和服で行ってきたという。どんな体力なんだと思いました。それで、オオナンバンギセルを写生して帰ってきたのだという。ほかにも様々な地域を旅し、九州の最西端五島列島にもヘゴの調査旅行に出かけ、牧野富太郎はこう書きます。原文こうです。
 
 
  家にたてこもっている人ではとてもこの学問はできっこない。日に照らされ、風に吹かれ、雨に濡れそんな苦業を積んで初めていろいろの植物を覚えるのである。
 
 
これを書いたのはいったい何歳の頃なんだろうと思うんですが、さいご明らかになるんです。伊能忠敬とか芭蕉とか、とにかく歩いて歩いて歩きまくる学者が、古い日本の学問芸術を形づくってきたんだなあーと思いました。植物採集の随筆なのに、ゴールドラッシュの記録を読んでいるように迫力があるんです。
 
 
牧野富太郎は、江戸時代真っ只中の文久二年1862年の生まれなのに、ものすごく長生きしている。オチの数行がすごいんです。推理小説でもこういうビックリ感は出せないだろうと思いました。事実は小説よりも奇なり、と言うんですが、この随筆は驚きました。牧野富太郎の本をもっともっと読んでみたいなと思いました。
 
 

 
 
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