

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その24を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
ハイネの詩は判りやすい、というのがほかの文学者となにか違うところのように思えます。賢治やゲーテの詩は、謎めいている描写が巨大に存在していて、そこが美しいんだと思うんです。文学って謎がいっぱいあるからおもしろいんだと思うんですけど、ハイネの詩は、あっさりとしていて、見えやすいものごとが、よく描かれている。
ただ前回のローレライでもそうだったんですが、川や海を謎めいた存在として描きだすのが、このハイネ詩集の特徴なんだと思いました。
やさしい人のやさしい腕に抱かれて
わたしは海辺にやすんでゐる
『どうしてそんなに風の音を聞いてるの?
どうしておまへの白い手はふるへるの?』
《それは風の音ではありません
海の娘の歌です
あれは昔 ………………
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(約1頁 / ロード時間約30秒)
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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