ハイネ詩集(71)

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今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その71を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ふつう詩というと、話者が変転して、異性が語ったり、仙人や赤子が語ったり、鳥が詩の言葉を告げたり、石や木が主人公になって語っていたりするんですけど、ハイネ詩集は、ハイネらしき男性が語っている場合が多いです。
 
 
「永遠に青いインドラの城」という詩の言葉が印象に残りました。ハイネが記す「一番美しい」ってどんな人なんだろう、と思いました。今回は、語り手が妖艶な気配で、言葉づかいも独特で、いつにもましてロマンチックな詩でした。
 
 


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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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