ハイネ詩集(7)

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今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その7を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
詩の中に、ハインリッヒ・ハイネが現れるんです。ハイネはハイネのことを書いていたのか……と思いました。自分と恋人と夢のことをを描きだしていて、なんだかシャガールみたいなんです。でもハイネにはひとつ重大な特徴があって、ユートピアを描きだしてから、それが脆くも崩れさるというディストピア的な展開をすることがよくあるんです。
 
 
旧約聖書で言うところの、禁断の果実をかじって、楽園を追放されるアダムとイブのシーンのような場面を、ハイネは好んで描きだすんです。不思議な詩人だなあと思いながら読みました。
 
 
ハリー・ハイネの詩は、なんだかちょっとだけ、しょぼくれているんです。そこがゲーテとちがうところで、親近感をおぼえます。
 
 

 
 
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(約50頁 / ロード時間約30秒)
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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