相撲の放送 坂口安吾

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今日は坂口安吾の「相撲の放送」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ここ10年くらいネットでは動画サイトが人気だと思うんですけど、ぼくのここ数年のマイブームはネットでラジオを聞くことで、radiko.jpとか、podcastとかを聞いてます。podcastとかはストックがぜんぶ残されている放送があって、これ面白いと思った番組の再生時間が150時間以上あったりして、ゆっくり聞いていてもおそらくほぼ永久に聞きおえることが出来ないような、充実したコンテンツがいろいろあるんです。検索してみると判るんですけど。
 
 
それで1世紀ほど前のラジオはどうなっているか調べていたらこの随筆を見つけました。ラジオで相撲を聞く、という今ではちょっと珍しい話しなんです。
 
 
当時のラジオは、そのとき聞きのがしたらもう二度と聞けない。一度かぎりの、生の楽しさがあったと思うんですけど、テレビが一般には無い時代だから、内容をちゃんと声で伝えてほしい。自分で見てきたような楽しさを音で聞かせてほしい、それってどこに着眼すると良いのか、というのを坂口安吾が書いています。
 
 
短い随筆なんですけど、おもしろかったです。技術上の制限があって、受け手は自分で想像力を働かせなければならない。むしろ自分でイメージする余白が多分にあるからこそ、コンテンツとして面白い。
 
 
技術上の制限は……今でも家族でメールをしたり、見知らぬ人とツイッターをやりあったりする時に共通していることで、そこに想像力が必要になる。坂口安吾の言うことは現代にも響いているように思いました。
 
 

 
 
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。

ゲーテは詩心についてこう記します。



わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか

どんなに悩み、どんなに生きたかは

ここなる花輪の花となる

さうして老境もまた青春も

徳も不徳も集めて見れば

また捨てがたい歌となる






縦書き文庫の装画
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