ハイネ詩集(29)

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今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その29を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
「大きな眼をした小さな人よ」という詩の言葉が印象的な、今回のハイネの作品なんですけど、ハイネはごく自然にファンタジーを詩に取り込むんです。ハイネは『バジリスクや吸血蝙蝠ヴアンパイヤアや竜やその他の怪物』のことを詩人が描いてきたと指摘していますし、この詩集にも可愛らしい天使や、墓地の隅にあらわれる僧服の幽霊や、青い流星が描かれるんです。恋愛詩とファンタジーを融合させたら、ハイネ詩集になる、と思いました。こんなのです。
 
 
 あゝ!なぜかおまへの前に出ると
 いつでもわたしはだまり込んでしまふ

 それは意地の悪い天使があつて
 わたしの口をおさへてしまふからだ
 
 
ほかにも、瞳の美しさを描きだした詩がすてきでした。
 
 

 
 
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。

ゲーテは詩心についてこう記します。



わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか

どんなに悩み、どんなに生きたかは

ここなる花輪の花となる

さうして老境もまた青春も

徳も不徳も集めて見れば

また捨てがたい歌となる






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『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください


















 


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