日本の山と文学 坂口安吾

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今日は坂口安吾の「日本の山と文学」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今日から、明かりの本ではサイズを大きく、文字を読みやすく、それから【しおり機能】にも改良を加えてみました。くわしくは、明かりの本の【使い方解説ページ】を読んでみてください。一般的なPCやノートパソコンから見やすいように調節したので、ぜひ本文をご覧になってみてください。iPadや最新タブレットからも読めますよ。装画のサイズも今回から1024×768の大きめの画像を用意することにしました。
 
 
ここしばらく1939年の本について読んできたんですけど、これでいったん終了としたいと思います。今回紹介したものの他にも、柳田国男や種田山頭火や宮本百合子の作品があったのですが、またいつか読んでみようと思っています。戦争が激化してゆく年代に、新聞記事は論理性を欠いた構成になってしまっていて、たとえばビルの屋上に爆弾を防ぐ防空頭巾みたいな屋根を取りつける計画だとか、戦後に読むと嘘偽りの多かったことが明らかになってしまったんですが……坂口安吾の文章は、当時の新聞社とはまるで異なっていて、普遍的なことを描きだしています。どうも坂口安吾は、前後100年以上の時間を念頭に置いて書いているように思いました。
 
 
安吾は山を中心にして、自然界と人の暮らしの関係性を描きだしているんです。太古と、近代と、現代とで都市の付近の自然界のようすが変化してきたわけですけど、現代から太古の世界をイメージするのに、安吾のこの自然界描写は、ちょうど現代と太古との中間部分のことを描きだしているわけで、なにか日本の歴史の広がりが見えるようで、すてきな随筆でした。
 
 

 
 
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(約50頁 / ロード時間約30秒)
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください













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