数年前に、いちど紹介したことがあるんですが、今回はノートブックやPCで小説を読む方法を紹介します。
ぼくは紙の本よりも、電子書籍を読む割合のほうが増えてきたので、色々と工夫をして快適な読書方法を試しまくったのですが、一番使いやすかったのは、Kinoppyという紀伊國屋が配布している読書アプリでした。これは、タブレットだけじゃ無くて、windowsやmacでも使えるんです。しかも無料です。どんなテキストデータでも縦書きですらすら読めますよ。
青空文庫形式ならルビもちゃんとふってくれるし、ページ数もある程度把握できますし、なによりもフォントサイズと画面の大きさを自由に設定できるので読みやすいです。これで現代の長編文学を何冊か読みました。kinoppyは、気になった本文をメモ帳に一部コピーペーストして、自分なりの読書ノートをとれるのが便利です。
テキストファイルをダウンロードするのがややこしいというかたは、「えあ草子」というサイトがすぐに読みはじめられるので読みやすいです。
あとあのー、ちょっとした紹介文と装画も込みで読みたい方は、「明かりの本」を使ってみて下さい。明かりの本では、2種類の本を用意しています。装画込みのflash版と簡易テキスト版の2種類です。「★シンプル表示の縦書きテキストはこちら」というリンクをクリックすると、簡易縦書き表示されて、けっこうこれが読みやすいんですよ。
明かりの本は新サイトに移行しました!
URLの登録変更をよろしくお願いいたします。
明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください