今日は「与謝野晶子詩歌集」その2を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
近代の作家は男が多いんですけど、その中で与謝野晶子と樋口一葉だけが、日本の近代文学者としての存在感があるように思います。
髪五尺ときなば水にやはらかき少女ごころは秘めて放たじ
与謝野晶子は初期には美しく謎めいた歌が多く、後期は理性的な詩を多く残した、と思いました。当時にしてはものすごい長生きの詩人で、そこも与謝野晶子の魅力のうちの一つだと思います。
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
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