王さまの感心された話 小川未明

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今日は小川未明の「王さまの感心された話」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
  

この世界せかいつくられましたときに、三にんうつくしい天使てんしがありました。
 
 
という一文からはじまる、小川未明が描きだす天使の物語なんですが、子どものころに感じていた世界のいくつかは、小川未明がつくったものが、たとえば絵本やこどもの教育番組を経由して、知らぬ間に人びとの心に堆積していたのではないだろうかと思うような、典型的というか内在的というか、印象深い童話でした。
 
 
最初の3段落1ページぶんを読んで、こういう空想を幼い頃にえんえん考えていたのを思いだしました。
 
みんなは、それぞれこの世界せかいつくられるはじめてのことでありますので、なにかに姿すがたえなければなりませんでした。
「よくかんがえて、自分じぶんのなりたいとおもうものになるがいい。けれど、一姿すがたえてしまったなら、永久えいきゅうに、ふたたびもとのような天使てんしにはなれないのだから、よくかんがえてなるがいい。」と、かみさまはもうされました。
 
 
このあとに現れる王様の、その正直さ間抜けさ好奇心の強さが、良いんだなあーと思いました。
 
 

 
 
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ゲーテは詩心についてこう記します。



わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか

どんなに悩み、どんなに生きたかは

ここなる花輪の花となる

さうして老境もまた青春も

徳も不徳も集めて見れば

また捨てがたい歌となる






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