こども風土記 柳田國男(40)

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今日は柳田國男の「こども風土記」その40を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
こども風土記は次回で完結です。今回この本で、消えつつあるこどもの遊びのその詳細を読んでいて、情報の集め方と、集まり方の偏りについて意識するようになりました。
 
 
柳田の本とは、まったく関係がないんですけど、120年に1度いっせいに開花する、真竹の花の開花の様子とその写真を調べてみたい、と思ったことがあるんです。真竹の花が一斉に開花したのが1960年ごろの出来事で、1960年といったら、書物や映像でいろんな記録が残っているわけで、インターネット上にもあるかな、と思ったんですけど見つからない。竹の花の写真はいろいろ見つかったんですけど、1960年の様子はちっとも発見できなかった。見えそうで見えなくなるものが、いっぱいあるんだなと、思います。
 
 
商売にもならないし、趣味にもならない領域というのが確実にあって、そういうものは探そうとしても見つからなくなってゆく。ほとんど誰も理解できなくなりそうになっているものを、究明する学者がいるんだなと思いました。
 
 
子どもがたのしむ、棒をメンコのようにたおしあうゲーム、ネンガラ。当時の子どもたちを魅了した鉤枝のかたち。二叉にわかれた木の枝には、霊的な力があると、かつては考えられていた、と柳田は指摘しています。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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