

今日は太宰治の「無題」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
『斜陽』や『走れメロス』といった名作を書いてきた太宰治も、ツイッターみたいなことをやったことがあったんですよ。しかも70年以上まえの戦時中に。戦時中にツイッターそっくりなことをしてたってすごい。
ほんの三〇〇文字くらいの文章を書いていて、しかもオチが知人に対して「バカ」と書いて終わってるだけなんです。まるっきりツイッターみたいです。太宰治ファンなら必読の小品かと思います。
大井廣介という方に対して、太宰治は愚痴っているんです。ちなみにこの人も、戦争中に坂口安吾らと一緒になって犯人当てゲームの集会を開いたりしている。
本編と関係無いんですけど、日中戦争のころの1939年にディズニーのアニメ映画が日本の映画館で公開されたりしてるんです。戦争中って謎の事柄がいろいろ起きてるんだなあと思いました。
あんな名作を書いた人が、こんな駄文を書いたのかと、読んでて楽しくなる掌編でした。
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/dazaimudai.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
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appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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