こども風土記 柳田國男(3)

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今日は柳田國男の「こども風土記」その3を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
「鹿遊び」は、どうもたんに海外から来た英語教師が子どもに教えた遊びというような、輸入されたものでは無くって、日本で生じた可能性が高いと、こんかい柳田國男は指摘しているんです。身近な大人の猟師の仕事で使われている、指文字を真似て遊んでいたところに、「鹿遊び」の起源があるかもしれない。
 
 
柳田は、子どもたちが使っている「意味のわからない」言葉に、興味を持つんです。その謎を解くための推論の進め方が、なんともかっこいい。柳田國男は、子どもの遊びがどういう構造になっているのか、つねにアンテナを張って、注意深く観察している。そうしてなにがどうなっているのか思考していて、そこを今回記しています。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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