

今日は牧野富太郎の「ワルナスビ」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
植物にも良いのと悪いのがあって……人間から見てどう考えても役に立たない植物に「ワル」と名づけたんだと思うんですけど、調べてみるとたしかに、すこぶる攻撃的な植物なんです。
まず黄色いミニトマトみたいなこのワルナスビの果実に、毒がある。茎に棘がある。それから、茎を5つくらいに引きちぎると、引きちぎられたところからドンドコ増えるんだそうです。すごい。しかも見た目も悪く、いくら引き抜いて駆除しても、この悪の根が土中に残ってしまって、このワルナスが甦っちゃうそうなんです。なんだかモンスターみたいな植物です。いっぺん育ててみたい気がしないではないです。悪の栄えたためしなし、という慣用句も、このワルナスビには通用しないようです。
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https://akarinohon.com/migration/shokubutsu_ichinichiwarunasu.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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