

今日は八木重吉の貧しき信徒その6を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
触感のある詩というのは、じつにめずらしいんじゃないかと思いました。八木重吉は、近くに飛んできた虫を手にとってパッと投げる、ということを書いていて、その掴んだ時の軽さとか手触りとかが、脳内に明確に再生されてしまいました。おそらく前後の詩で、視覚や味覚を刺激しているので、そのようにリアルな触感というのを、文字を読んだだけでイメージしたんだと思います。
それから梅の、ほそい枝について記した詩があるんですが、これは映像的ななにかを感じました。写真でなにかを撮るときに、実際には撮れないんだけど、こういう部分が撮れたら良いのにと思う、そこのところを鮮明に描いています。
今回は、病を持つ父と、幼い少女についてが記されています。ほぼ事実を書いているのだと思います。「太陽」という詩が、みごとでした。
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