こども風土記 柳田國男(22)

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今日は柳田國男の「こども風土記」その22を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 

200年くらい前に、旅人に金を撒くように願い出る子どもがいたらしく、そういう貧しい習俗があったらしい。寄付とか喜捨とかとはかなりちがう、旅人と村の子どもの関係性があった。柳田はこう書きますよ。

私には一つの零落れいらくの姿としか思われない

あー、なにかこう、仕事にならない仕事というかなんというか無理が生じている、そういう生が描写されている。旅人と村の子。この二者の関わりについて、柳田が描いています。
 
可愛かわいい童子がの上にいるのを見て、
さる稚児ちごと見るより早く木に登り
と口ずさんでいい気になっていると、すぐにその童子がしもの句をつけて、
いぬのようなる法師来たれば
とやり返した
 
猿みたいな幼子だ、と言っちゃう、犬みたいな坊さん。そういえば、犬のおまわりさんって歌がありましたし、これと関連があるのかもしれません……。
 
 

 
 
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。

ゲーテは詩心についてこう記します。



わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか

どんなに悩み、どんなに生きたかは

ここなる花輪の花となる

さうして老境もまた青春も

徳も不徳も集めて見れば

また捨てがたい歌となる






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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
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