

今日は柳田國男の「こども風土記」その9を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
「オモチャあそび」ってじつはむかしは「モチャあそび」に「お菓子」とか「お芋」とかと同じで「お」をつけて「おもちゃ」になったわけで、「モチヤソビ」という言葉があったそうなんです。えっ! 「モチャ」なんて知らないと思ったんですが、たしかにそういえば「オモチャにする」という文章は「弄びものにする」という意味で「モチヤソビ」というのはしらないことはなかった、欠片だけ知っていた言葉だなあと思いました。
なぜオモチャが発展したか、その謎も記されています。子どもがハサミとか包丁とかに興味を持たないように、代わりにこう、水鉄砲とか人形とかをあらかじめ用意しておいて、危険から遠ざける意図があって、オモチャ業界は現代にまで続いて発展してきている。
で、柳田國男によれば、オモチャの原形は、農具や仕事道具のミニチュアが多かった。判るなーそれと思いました。今ネットでSNSとかブログとかスマホとか、中心的なものごとのミニチュア化されたものを自分たちは好んでいるわけで、昔も今も人間の嗜好はそんなに変わらないんだろうなとか、思いました。
売りものとしてのオモチャの起源は、やっぱりどうも、神社のおみやげから日本はスタートしたらしいです。とうじの神社のおみやげというのは、参拝のあとに神社からもらった笥のことだそうです。
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(約5頁 / ロード時間約30秒)
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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