

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その46を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
今回も、ハイネの愛の詩が描かれているんです。ハイネは、砂浜にすぐ消えてしまう文字で「おまへを愛する!」と書くのに飽き足らず、星々を作ってそこに愛の言葉を刻みつける、と詩に書き記すんです。この大胆な、ハイネの情熱のおかげで、200年後にもハイネの詩を、こうやって読めるんだなあと思いました。200年という時間を越えてゆくのはすごい熱量がいるもんだ……と思いました。
……
あの真紅な噴火口にひたして
その火を含んだ巨大な筆で
暗い天のおもてにわたしは書かう
『アグネス、わたしはおまへを愛する!』と
あの真紅な噴火口にひたして
その火を含んだ巨大な筆で
暗い天のおもてにわたしは書かう
『アグネス、わたしはおまへを愛する!』と
アグネス、というのはハイネの恋人テレーゼのことだそうです。

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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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